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2006年度第71回日本オープンゴルフ選手権競技　開催のご案内

ディフェンディングチャンピオン
片山晋呉

第71回「日本オープンゴルフ選手権競技」は、主催：財団法人日本ゴルフ協会、共催：NHKにより、来る10月12日（木）から15日（日）までの4日間にわたって、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コースで開催いたします。

第71回目を迎える本選手権競技は、総勢120人のトップアマチュアとプロフェッショナルが一同に会し、4日間72ホールのストロークプレーでナショナルオープンに相応しい熱戦を繰り広げます。

日本オープンゴルフ選手権競技の創始は1927年（昭和2年）。第1回大会の優勝者は史上唯一のアマチュアでの覇者となった赤星六郎でした。第1回大会以降、本選手権競技は第2次世界大戦による中断などがありましたが、記憶に残る名勝負とともに70回の歴史を積み重ねてまいりました。

今年の会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部での日本オープンゴルフ選手権競技の開催は、平成7年の第60回大会に続き、11年振り通算4回目の開催となります。71回大会となる今回は、前回の東コースから舞台を、名称の誉れ高い井上誠一氏が設計し、その後ワングリーンに改造された西コースに移して行われます。7年前に開催が決定して以来、基本的にはコースの持っている特徴をそのまま生かすという考えに立ちつつ、一部護岸の改良、バンカー及びグリーンの整備など最高の戦いの場に相応しいコース準備が着々と進められてきました。この霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コースを舞台に、本年も白熱した試合が見られるものと期待しております。

本選手権競技は、スポーツに最も適した季節である秋に開催しております。万全のコースコンディションのもとで選りすぐりの出場選手が持てる技術を最大限に発揮し、新たな名勝負が歴史に刻まれることでしょう。また、ゴルフファンの皆様におかれましても、本選手権競技のほか、10月下旬まで順次開催される日本女子オープンゴルフ選手権競技、日本シニアオープンゴルフ選手権競技の3つのナショナルオープンを十分に楽しんでいただけるものと存じます。