来週10月12日(木)から15日(日)までの4日間、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コースで開催される「2006年度(第71回)日本オープンゴルフ選手権競技」。開幕まで1週間に迫った4日、ディフェンディングチャンピオンの片山晋呉プロを招き、報道各社70名が参加し、メディア・デーを行った。
視察プレーに続いて行われた記者会見で、連覇への意気込みを聞かれた片山プロは、「昨年の日本オープンで優勝して、自信を得た。この1年で3回の優勝を経験したが、この優勝はその自信からだと思うし、この1年、自分に不足していることを補ってきたつもり。そういう意味で、自分は昨年より成長しているし、今は昨年より開幕
が楽しみ」と連覇への自信を見せた。
また、コースの印象を聞かれた片山プロは「非常にフェアなセッティングになっている。プロゴルファーなら、このフェアウェーの幅に打てず、ラフにいってしまっては、確実に1ストロークのロスとなる。その反面、フェアウェーにティーショットを打てば、2打目でバーディーチャンスにつける確率が高くなる。良いショットがバーディーにつながりやすいセッティングになっていると感じた」と答え、優勝スコアを問われると、「天候やグリーンの固さによって変化はあると思うけれど、今日の感じだと、12アンダーパーから13アンダーパー。ただ、グリーンが固くなって、速さが出れば8アンダーパーまで優勝スコアは下がると思う。キーホールは13番。この長いパー4でパーを取れれば、それ以降のホールで気持ちよくプレーが出来、バーディーを取れる流れが出来ると思う。4日間で、この13番を2ボギーで回れれば…」と予想した。
昨年、悲願の日本オープン初優勝を果たし、「チャンピオンになって、メディア・デーに出席するなど、優勝したことで初めて知ることも多かった。日本オープンは、優勝しなければわからないことがたくさんある。周囲からも日本オープン優勝者として見られて、選手冥利に尽きる。日本オープン初優勝は、自分の初優勝と同じぐらいの喜びがあった。アマチュア時代に日本アマなどに出場し、ナショナルチームメンバーとして世界アマにも出場した。JGA主催競技の重さはプロになる前から感じていた。その中で迎えた昨年の廣野。そこでの優勝は、自分のゴルフ人生の大きな1ページになった。このタイトルは獲った者にしかわからない重みがある」と感慨深げに話す。
片山は、「来週が本当に楽しみ。今日で5回、このコースをラウンドしているし、日本オープンに向けてしっかり準備をしている。気持ちと技術は照準を合わせているし、連覇への使命感もある。来週、72ホールをプレーした後に、再び優勝インタビューを受けたい」と連覇に向けての強い気持ちを語り、会見場を後にした。
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