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[本選競技]
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【野村が初出場初優勝を飾る】 |
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3アンダーパーで2位に2打差をつけてスタートした野村敏京(ソウル明知中学3年)は、「首位スタートでしたが、あまり緊張はしませんでした」というとおり、3バーディー・2ボギーの盤石のゴルフで、日本ジュニア初出場初優勝を果たした。1番でボギースタートとなった野村だが、4番で8番アイアンのティショットを3メートルにつけてスコアを戻すと、8番では14メートルのバーディーパットを沈めた。14番でも3メートルを決め、2位につけていた福田との差を広げると、「16番のパーセーブで勝てると思った」と勝利を確信し、その後はパーを積み重ねた。「スタートホールでボギーを打ちましたが、残り17ホールもあるので、すぐに気持
ちを切り替えることが出来ました」と冷静にプレーを振り返った。野村は、今年の関東ジュニアで2位に入り、本選手権の出場資格を得て初出場を果たした。地元韓国では、「大きな大会の優勝経験はない」というが、淡々としたプレー振りは、見事だった。野村は現在、韓国と日本の2つの国籍を有しているが、「18歳になったときには、日本国籍を選択したい。日本代表として国際舞台に立ちたいので」と大きな夢を語った。
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