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【ほろ苦い公式戦デビューとなった古田幸希】 |
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ナショナルチーム公式戦初出場となった古田幸希。
「前半は緊張してなかなかペースがつかめなかった」と語るように、ナショナルチームの重圧からか、古田は、スタートホールの1番をボギーとすると、3番、7番、8番とボギーが先行する厳しい展開。後半に入り、堅さもぬけ本来の切れのよいスイングが戻り、10、11,12を順調にパーで切り抜けるも、続く14番パー5で、ティショットを花壇にいれてしまいアンプレアブルとなり、このホールをボギーとしてしまった。「ようやく自分のペースをつかめたと思ってた時のアンプレのボギーは痛かった」と気持の切り替えができず、続く14番もボギーとすると、15番では、「ティショットをバッ
クスイングした瞬間にボールが太陽で光って見えなくなりテンプラしてしまった」という打球は、ブッシュに入り、このホールをダブルボギーとしてしまう。
「グリーンが日本とはまったく違い読めなかった」と得意のパッティングを決められなかった古田は、結局最後まで自分のペースを掴めず、最終18番でもスコアを1つ落とし、この日8ボギー1ダブルボギー10オーバー81で、苦い公式戦デビューとなった。
「世界ジュニアは個人戦でジュニアの試合だったので、それほど代表という重圧もなくプレーできたが、今回は、ナショナルチームの公式戦で日の丸の重みが全然違い、先輩たちに迷惑をかけてはいけないという気持ちがとても強い。明日は少しでも縮めて75ぐらいでは回れるようにしたい」と練習場へ向かった。
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