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競技報告
初の女子選手首位の記録樹立の福田はヤングレディス賞受賞
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
初日に唯一人アンダーパーで回り、大会史上初の女子選手の首位という記録を樹立した福田は、2日目以降スコアを思うように伸ばせず、結果5位に順位を落としたものの、その評価は高くヤングレディス賞を贈られた。

スタート前、「昨日も自分がスコアを崩しただけで思った以上にアンダーは出ていなかったので、きちんと自分のプレーさえ出来ればまだ狙えると思います」と優勝への意欲を覗かせた福田だが、昨日と一転した緊張感のある雰囲気と更に強く吹き荒れた風に、なかなか自分のペースを掴むことが出来ず、1番ティショットをラフに入れてボギーとすると、「キャリングがついたことで、ボードのスコアを意識しすぎてしまって焦りました
レディキャプテンからヤングレディス賞を授与された
」と、2番でもグリーン手前ラフに入れ、アプローチミスからダブルボギー、更に続く3番でも6mのボギーパットはカップふちに止まり、出だし3ホールでなんと5つスコアを落とす。「決めなきゃという気持ちばかり強くて、アイアンショットの距離が全く合わなくなってどんどん自分を信じられなくなっていました」と話す通り、6番でも3パットのダブルボギー、9番では3mのパーパットを外しボギーと、前半をトータル+14で折り返す。

しかし、「ここでそのまま崩れたらネイバーズトロフィーの時と同じになってしまう、と思って気持ちを切り替えました。後ろの組のボードを確認したら皆崩していたので安心も少ししましたし…」と、後半10、11、12番ときっちりパーセーブすると、13番ではバンカーふちからのサードショットを見事、ピン横1mにつけ、この日初バーディを奪う。続く14番、15番ではパーオンしなかったものの、アプローチをぴたりと寄せパーセーブ。16番では、アゲンストを意識しすぎて、3番ウッドでのティショットをフライヤーしてしまったにも関わらず、寄せるだけのつもりで放ったアプローチはなんとあわやチップインバーディのスーパーショットで、パーセーブ。17番こそ、セカンドが不運にも木に当たってショートし、ボギーとするものの、後半はパープレーで回り、トータル70・80・80の14オーバーと何とかこらえ、5位入賞を果たした。

「今までの日本選手の最高順位が前回のナショナルチームの先輩の藤本麻子さんの4位タイだったので、その記録を更新したかったのですが…残念です。初日のイメージでは3パットをほとんどしなかったのに、ショットが寄らないのにロングパットが全然合わなくて…。でも一緒に回った2人はミスショットをしても表情を変えずに、周りを不愉快にさせないのはとても感じがいいと思いました。特にKim選手は、ショットが安定しているし、飛距離もあるので、ティショットをアイアンで打てるのがこの風では羨ましかったですね。それに、例え連続ボギーを打っても、すぐにバーディを取って、自分で流れを変えられるのは凄いと思いました。2人とも、低い球を打ち分けていたんですが、自分は風を読んで乗せなくてはいけないので、そういう球を今後身につけていきたいです。

収穫としては、前半で8打スコアを落とした後に、後半をパープレーで立て直せたことです。ネイバーズの時のようにだけはなりたくなかったし、最後まで諦めないことをずっと目標にしてプレーをしていたので、最後まで自分のプレーを貫けてよかったです。」
と、成果と課題をはっきりと語る15歳の彼女は、きっと既に次の目標に向かって歩き出したのだろう。

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