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競技報告
豊田は最後まで風を読みきれず19位タイ
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
オーストラリアやスコットランドでのラウンド経験のある豊田は、「風への対策が難しいですが、風がなければ飛距離の出る選手がスコアを伸ばしてしまうので、あった方が勝算はあると思います。」と終始語っており、好成績が期待されたが、「ここまでの風は初めてでした」と、最後までリンクス特有の風を読みきれず24オーバー・19位タイに終わった。

「自分の後ろの組からキャリングがついていて、正直悔しかったです」と唇を噛む豊田は、その悔しさを胸に、意気込んでスタート。スタート3ホールで各選手がスコアを落とす中、1番はフェアウェイを完全に捕らえ、惜しくもバーディチャンスを外すものの、2番ではグリーン左崖からグリー
ンオーバーした5mのアプローチでチップインパーを拾い、3番でも右ラフからバンカーに真っ直ぐ飛んだボールが手前で跳ねてバンカーを越え、アプローチを寄せてパー、と運も味方したかに見えた。
しかし、続く4番ショートホールでティショットを右のバンカーに入れ、リカバリーショットを2mにつけるも、パーパットをひっかけてしまいボギーとすると、5番では低い球を意識しすぎてラフからラフへ。3打目もグリーンオンすることが出来ずに、連続ボギーとしてしまう。ここでリズムが崩れたのか、続く6番ではティショットを左土手越えのOBとした後、またも左の土手に打ち込み、そこからバンカーへ、と一気にこのホールを+4としてしまった豊田は、結局次の7番でも「ティショットの瞬間、風で身体が流されて」120ヤードしか飛距離を出せず、ボギー。トータル7打スコアを落としてのハーフターンとなった。
しかし「前半での7オーバーは、まだ後半があるし、正直あまり気持ち的には焦っていませんでした」と、後半の巻き返しを図った豊田だが、12番で「ティの予備を走って取りに行って息が上がったまま、焦って打ってしまった」というティショットを右ラフに打ち込むと、「本当になぜだかわかりません」というセカンドは90ヤードショート。9番アイアンで転がしたサードショットもグリーンオーバーすると、アプローチも乗らず、ダブルボギー。「このセカンドショットで急にショットに不安を感じてしまって…」と、ショットがぶれ始めると、13番では池に入れOBとし、16番ホールまで4連続ボギー。最終17番、18番こそパーセーブしたものの、後半も6オーバーと更にスコアを落とし、13オーバー・85でホールアウト。トータル24オーバー・19位タイで本選手権を終えた。

「ここまでの風は経験したことがなかったので、いい経験になりました。今まで全英オープンを見ていて疑問に思っていた“なぜプロはショットを打ち上げないのか”が身を持って分かりました。このような結果で終わってしまって日本代表として貢献は出来ませんでしたが、自分にはプラスになりました。この経験を今後に活かしたいと思います。」と、22日よりロンドン郊外のWalton Heath Golf Clubにて開催されるサウスオブイングランドアマチュア選手権に参加予定の豊田は、次の戦いに向け決意を新たにした。

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