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【東は国際競技の洗礼を浴びる】 |
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本年JGA女子ナショナルチームに初選考された東香里(同志社大3年)は、先の日本女子アマチュアゴルフ選手権でランナーアップとなるなど、上り調子で自身初の国際競技となるネイバーズトロフィーに臨んだ。練習ラウンドでは、「ティーショットが打ちやすい。パットで気を引き締められるようなプレーをしたい」と意気込みを語っていたが、2バーディー・5ボギー・1ダブルボギーの77と大きくスコアを崩し、個人戦最下位で第1ラウンドを終え、国際競技の洗礼を浴びる1日となってしまった。
「前半までは良い流れでプレーできていた」という言葉とおり、4番でボギーが先行したものの7番で1.5メートルを沈めてイーブンパーに戻す
など、初の日本代表選手としてのプレッシャーのなかで持ち前の粘りのプレーを見せていた。しかし、9番ホールで落とし穴が待っていた。ティーショットをミスしてボギーとすると、10番でまたもティーショットをミス、11番では4メートルのパーパットを外して、3連続ボギー。「あの連続ボギーで焦りが出てしまった」という東は、14番でこの日2つ目のバーディーを奪うものの、16番ではアプローチを寄せきれず2メートルのパーパットを外してボギー。「16番のイージーパットを入れられず、悪い流れになってしまった」と、気持ちを切り替えることが出来ないまま迎えた最終ホールでも、ティーショットを右の林に打ち込み、痛恨のダブルボギーを叩いてしまった。
終わってみれば、この日5オーバーパー・77ストロークは、個人戦最下位のスコア。チーム最年長として、精神的主柱として期待されていた東にとって、悔いが残る1日となってしまった。「チームに貢献できなくて、申し訳ない気持ちで一杯です。明日は、足を引っ張ってしまった分を取り返すつもりで、攻めのプレーをしたい。ティーショットを曲げたホールでスコアを崩しているので、クラブ選択も含めて慎重にプレーします」と、必死に気持ちを切り替えていた。
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