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【大槻はスタートのOBで流れに乗れず】 |
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昨年に続いて2度目のネイバーストロフィー出場となった大槻智春(日本大2年)。初出場の昨年は、台湾の風と芝に対応しきれず、悔しい結果に終わっているだけに、今年こそはという思いで1番ホールに立った。しかし、その気持ちをあざ笑うかのように、大槻が放ったティーショットは左へのミス。球はOBゾーンに消えていった。出だしで躓いた大槻は、その後もドライバーショットが不調。それをアイアンショットで挽回する苦しいプレーながら、前半を2オーバーパーで凌ぐ。
「ティーショットでドライバーを使うのをやめて、ユーティリティーや3番ウッドを使うようにした」後半に入って、ようやくリズムを取り戻した大槻は、15番までパ
ーを積み重ねる。16番でボギーを叩いたが、最終18番(パー5)で2オン2パットのバーディーを奪い、一矢を報いた。この日の大槻は、1バーディー・1ボギー・1ダブルボギーの74。「出だしの1番をきっちりパーでホールアウトできれば、違ったのかな…」開口一番、スタートのミスを悔やむ。「明日は、練習場でドライバーの調子を見てみて、調子が悪かったら、前半からティーショットで他のクラブを使うようにしたい。チームの目標スコアでもある2アンダーパーを目指します」と言葉少なく、練習場に足を向けた。
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