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【疲労困憊の川岸は自分のゴルフが出来ずに+7に終わる】 |
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初の日本代表としての国際公式試合。翻る日の丸に込められた願いと誇り、そして日本では経験の出来ないタフなコースコンディション。全てが川岸の想像を上回っていた。
1ヶ月続いた晴天により乾ききった固い南の大地と、不慣れな海外環境に対応しきれなくなった川岸の身体は、「想定外のところにティショットが行ったりしてびっくりしてしまって…」と、もはやコントロール不能に陥った。
スタートの2番こそ、残り169ヤードのセカンドショットをピン奥1mにつけてバーディを奪うも、気持ちとは裏腹にこれが最初で最後のバーディとなった。
「前半の2番でバーディがとれて、勢いがつくと思っていたんですが、次の3番
で勢いが止まってしまいました」と、3番のティーショットをガードバンカーに入れると、果敢にピンを狙い、一度で出せずにダブルボギーを叩くと、そこからチャンスを待つも、なかなかバーディが来ないもどかしい展開。12番まで何とかパーセーブを続けるが、後半に入り川岸の足腰は限界に。
「地面が固くて、練習ラウンドから数えると4ラウンド目なので、徐々に足の踏ん張りが効かなくなってきて…」と、13番ではドライバーのプッシュアウトから、セカンドショットを隣接する15番のガードバンカーに打ち込み、これをトップしてグリーンオーバーすると、アプローチもよらず…と、ミスショットを連発。このホールを2つ目のダブルボギーとすると、17番でもショットが乱れて3つ目のダブルボギー。何とか明日の最終ラウンドへ繋がる締めくくりをしたいところだったが、最終18番も3パットのボギーとして、結局1バーディ・2ボギー・3ダブルボギーの7オーバーパー・79と、自分と世界の壁を思い知らされるラウンドとなった。
それでも、「明日は前半が良くないと後半も良くないと思うので、前半でアンダーパーにして、勢いづけて頑張りたいです」と、身体と心に鞭を打って、チームジャパンの誇りをかけて明日の最終日に向かう。
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