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【川村は「今の自分の精一杯だった」】 |
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初の世界アマで、2日間懸命なプレーを見せてきた川村昌弘だが、慣れない環境、今日風雨と雨の厳しいコンディション、日本代表としての重責・・・様々な要素が少しずつ川村の体力と精神力を疲弊させていったのだろう。
この日の川村は「強風の中で我慢のゴルフになると覚悟をしてスタートした」が、17番で2メートルのチャンスを外すと、18番では残り70ヤードの2打目をグリーンオーバーさせてボギー。後半の1番からは3連続ボギーとするなど、2バーディ・7ボギーの77と我慢しきれずスコアを落として、「もったいないミスもあったし、良いスコアを出せる可能性もあったけれど・・・これが今の自分の精一杯」と疲れた表情を見せ
た。
通算10オーバーパーで40位タイ。「毎ホール追い詰められて・・・これ以上スコアを落とせないという毎ショットごとのプレッシャー・・・少しの時間も気を抜けない18ホールは、精神的に苦しかったし追い込まれた。こんな経験は本当に初めてで・・・疲れ果てました」と精根尽き果てた様子。
「この状況で自分が最高のプレーをしたとしても、アンダーパーは出せない。こういう状態で良いプレーをするためには、全てのショット・パットに自信を持たないと。その自信の裏づけになるのは練習量と実績。今の自分にはまだそれがない。これからそれを積み上げていきたい」16歳の川村にとって苦難と充実の3日間が終了した。
これからのナショナルチームを牽引する選手として活躍が期待される川村だけに、この経験を生かしてもらいたいものだ。
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