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【初出場の鬼頭が+2でチームを牽引】 |
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今年、ナショナルチーム入りを果たし、大事な初戦の代表選手に選考された鬼頭桜(美濃加茂高校1年)が、プレッシャーを感じさせない生き生きとしたプレーで2オーバーパー74でホールアウトし、苦しむ日本チームを救った。
「初めてのことばかりで戸惑うこともあるけれど、自分らしく楽しくプレーしたい」と、開幕前に話していた鬼頭。1番ホールこそ、80センチのパーパットをミスしてボギーとしたが、逆にこのボギーが緊張をほぐしたのか、5番で3メートルを沈めてバーディを奪う。「ボギーの後は、パッティングが決まってくれてパーもセーブ出来て。徐々にショットの調子も戻ってきて良い流れになってきた」とこの日のショットに自
信を持ち始めた直後の6番でアプローチミスからボギーを叩くと続く7番もバンカーショットを寄せきれず連続ボギー。
8番ではバーディを奪い返したものの、前半は1オーバーパー。後半、スコアを伸ばすチャンスが再三ありながらもパットに狂いが生じて決めきれないもどかしい展開になると、13番では6メートルから3パットでボギー。16番も2.5メートルを外して「後半に入ってパットが決まらなくて、ストレスがたまった」という鬼頭。最終18番(パー5)で持ち前の飛距離を生かして2オンを果たしてバーディを奪い溜飲を下げたが、この日のプレーには到底、納得できなかった。
「ショットが安定していたので余裕を持ってプレーできていた。けれど、内容的にはもっと良いスコアも出せたはず」と不満の表情。「グリーン上でもっと集中しないと。明日はアンダーパーでプレーできるように頑張ります」この日のプレーでは、期待に応えた鬼頭。明日はその期待を上回るプレーで、チームを勢いづかせたい。
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