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競技報告
【無欲で比嘉に挑む森田遥】
第4日 競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi
決勝で比嘉に挑むことになったのが、森田遥(坂出)だ。準々決勝では堀琴音(兵庫県連盟)と23ホールを戦い、最後はバーディで決めて進んだ準決勝。相手は、中学2年生の松原由美(朽木)だった。

準々決勝の長い戦いによる疲労が心配されたが、本人は気にかけていなかった。「堀さんとのマッチで、エキストラホールにいって、かえってリズムに乗れたので、できれば休みをとらずに、すぐに準決勝をやりたかったぐらいです」。

小休止をはさんでの準決勝マッチ。1番パー5で第3打を2メートルにつけ、このパットを決めた。先制パンチだった。実は、堀との延長戦でも、このホールは同じような距離を沈めてバーディを奪っていた。
5番は自らのバンカーショットミスでオールスクェアにしたが、6、7番と一気に勝負の流れを引き寄せるファインプレーが続いた。6番パー4では、10メートルのバーディパットが決まった。そして続く7番パー3ではティーショットを左ラフにはずしたのだが、ここからチップインを決めた。木の根に近く、ボールはすっぽりと埋まっていた。クラブも十分には振り切れない状況だったが、低く打ち出されたボールは転がってカップに消えた。ここからは、ほぼ森田のワンサイドの展開で5and4での決着となった。

「松原さんは、予選のストロークプレーから勢いがあったので、勝てるのかな?…と思っていたのですが、ラッキーでした。決勝ですか? 正直なところ、ここまで進んでこられるなんて考えていなかったので、ちょっとビックリです。決勝は強くて上手い比嘉先輩ですから、挑戦するというより、あのショットやパットを勉強させてもらいます。それにしても、きょうの2マッチで合計37ホールですか、こんなにやるとゴルフに飽きてしまいますよね。いまは、早くホテルに帰って寝たいです。明日も4時起きですからね」

香川県の高松中央高校1年生。ゴルフ部でたったひとりの部員だという。練習は200球までと決めている。「それ以上打つと悪いクセがつきそうで…」。

ちょっとユニークなファイナリストではある。

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