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【日本代表初選考の森田が-2でチーム戦首位発進の立役者に】 |
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昨年の日本女子アマチュアゴルフ選手権で大会連覇を成し遂げた比嘉真美子との決勝戦で、最後まで自分のプレーリズムを守りきり36ホールを戦いにぬいて、ランナーアップとなった森田遥(高松中央高校2年)。今年、悲願のナショナルチーム入りを果たし迎えた、日本代表としての初戦。森田のハートの強さが、チーム戦首位の原動力となった。
初めて日の丸を背負っての戦いも「ほどよい緊張感の中で、スタートから集中できていた」とプレッシャーを力に変えて、3番ホールで8.5メートルをねじ込んでバーディを先行させると、6番(パー5)では、アプローチを2メートルに寄せてスコアを伸ばす。
長い距離のパット、確実なアプロ
ーチにつられるかのように、練習ラウンドから好調なショットもさらに冴えを見せ始める。10番では114ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで1.5メートルにつけて、バーディ。13番(パー5)では残り62ヤードの3打目をサンドウェッジであわやチップイン・イーグルかと思わせるショットで、4アンダーパーまでスコアを伸ばした。
しかし、15番でアプローチミスからボギーを叩くと、17番では1.5メートルのパーパットを外し2つ目のボギー。「4アンダーパーまでスコアを伸ばせたのに、もったいないことをした」と終盤の2ボギーを悔やむ森田。18番では、2メートルのバーディチャンスも外し「自分の目標スコアはクリアできたけど…最後も外してしまい、悔しい」と日本代表としての初ラウンドは、チームに貢献できた嬉しさよりも終盤のミスへの悔しさばかりが口をついた。
それでも、今日のラウンドでパーオンできなかったのは3ホールだけと、持ち前のステディなショットを武器に、日本チーム首位タイスタートの原動力になったのは紛れもない事実。「明日も、いつも通りプレーすることを心掛けて。今日のアプローチミスを修正すれば、良い結果につながると思う。折角、良いスタートを切れたので、チーム優勝を目指します」と、力強く言い切って、コースを後にした。
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