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【ショットが復調した保坂。70でチームを牽引】 |
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第1ラウンド終了後、練習場に直行してショットの調整に努めていた保坂真由(埼玉栄高校3年)。「調整は出来た。明日は大丈夫」という言葉通り、練習ラウンドまでの好調なショットを取り戻し、この日チームベストの70をマークしてチームに貢献した。
「昨日よりドライバーショットが良くなっていたので、落ち着いてプレーが出来た」と、危なげなくパーセーブを続ける保坂。昨日、苦しいプレーの発端となった3番ホールでまたもティーショットを右の林に打ち込むミスからボギーを叩くも、「ミスの原因は分かっていたし、昨日とは違って、そのあとも自信を持ってスウィングできた」と、直後の4番(パー3)で5メートルを沈めて、すぐに
取り戻す。6番(パー5)では、グリーン手前バンカーから1メートルにつけてバーディ。8番でボギーを打ったものの、9番で2メートルを入れ返しバーディと、保坂の真骨頂である粘りのプレーが随所に光った。後半も12番で6メートルを沈めると、その後は着実にパーオンを続け、上がり2ホールもアプローチを寄せてパーセーブ。4バーディ・2ボギーの2アンダーパーでホールアウトした。
それでも、保坂は不満顔で「全体的には良かったけれど、短いバーディパットを決めきれなかったので…もう少し伸ばせたかなと思う。60台を目標としていたので、あと1つは獲りたかった」と、この日のプレーを振り返った。
クィーンシリキット初出場ながら、落ち着いたプレーぶりが目を引く保坂。2002年大会以来優勝から遠ざかっている日本チーム。明日の逆転優勝のためには、「自分の目標は4アンダーパー。今日の調子であれば、出せなくはないと思う」。仄かな自信を胸に、明日の最終ラウンドに勝負をかける。
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