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【12番でショットの感覚を取り戻した佐藤太地が71をマーク】 |
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第1日
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競技報告:JGA 写真:Yoshitaka Watanabe / Gary Kobayashi |
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練習ラウンドからショットの不調に苦しんでいた佐藤太地(札幌光星高校3年)は、その悩みを解消しきれないまま1番ホールをティーオフしていった。2番で3メートルのスライスラインを決めてバーディを先行させた直後に競技が中断。
再開後の3番(パー3)ではティーショットで「すごいダフリ」で100ヤードしか飛ばない大ミスに「みんなが見ている前で…めちゃくちゃは恥ずかしかった」とボギー。この後、5、8番でもスコアを落として前半を終えて38。後半もバーディとボギーが交互に訪れ「すごく苦しかった」という悪い流れを止めたのは、12番のセカンドショットだった。
「この時、自分がアドレスのときに普段より少し
球から離れているような気がして…自分の調子が悪くなるときは球に近づきすぎて前傾が深くなったり懐が狭くなったりすることが多いので、もしかしたらと」これまでよりもほんの少しだけアドレスを調整したショットがイメージ通りの放物線を描いた。ショットの不安が一掃された佐藤は、14番(パー5)で残り110ヤードの3打目をピッチングウェッジで「会心の手ごたえ」というショットを直接ホールに放り込むチップイン・イーグル。起死回生の1打で1アンダーパーでホールアウトした。
「緊張はしませんでしたし、12番で明日につなげられるショットが打てた」と自信を深めた1ショット。それを呼び込んだ感覚に佐藤の非凡さが垣間見えた。「明日こそは絶対にチームに貢献したい」ショットへの手ごたえをつかんだ佐藤の明日のプレーに期待したい。
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