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Championship Reports
競技報告
【競技中断が奏功しリズムを取り戻した佐藤大平】
第1日 競技報告:JGA 写真:Yoshitaka Watanabe / Gary Kobayashi
「しようもないミスをしないようにしたい」練習ラウンドを終えてそう話していた佐藤大平(東北福祉大学2年)だったが、その狙いは出鼻でくじかれた。霧が深くなった2番ホール。佐藤のティーショットは「自分でも驚くぐらい」の飛距離が出て、隣のホールのラフまで打ち込んでしまう。2打目のリカバリーショットはうまくいったものの、バーディチャンスにつけたい残り120ヤードの3打目を前に、佐藤の脳裏に昨日の練習ラウンドの風景がよみがえった。

「昨日はグリーンが固くて、ファーストバウンドで球が大きく弾かれてグリーン奥にいくことが多かった」イメージのまま、このショットを放つ。佐藤の狙い通り、3打目はピン手前に落ち
ると、そこからバックスピンがかかってピンから遠く離れてしまう。前日のイメージとは全く違う光景に気持ちの整理がつかないままアプローチをミスすると3パットとミスがミスを呼び、このホールでダブルボギーを叩いてしまう。雨と霧によるグリーンの状態の変化に対応できなかった「しようもないミス」を犯してしまった佐藤だったが、3番ホールに向かう直前、霧の為競技が一時中断。

再開後の5番でボギーを叩き「正直、ヤバいと思った」というが、7番で7メートルのスライスラインを読み切ってこの日初バーディを奪うと続く8番でもスコアを伸ばし前半を1オーバーパーで終える。後半は10番と14番の2つのパー5で計算通りバーディを奪うと、16番(パー3)で7番アイアンで3メートルにつけてバーディ。佐藤は5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーと出入りの激しいプレーながらも2アンダーパー70にスコアをまとめる粘りを見せてくれた。「自分のゴルフは決して悪い状態ではないんです」ホールアウト後、首をかしげながら今日のプレーを振り返る佐藤。昨日の練習ラウンドでは67をマークして好調さを見せていたが、内心は不安もあったという。

「自分は練習ラウンドが良いと、次の日のスコアが悪いことが多くて…」そんな心の淀みは2番のダブルボギーで現実のものになりかけた。その時に佐藤を奮い立たせたのがチームメイトたちの姿。1時間20分の競技中断。この間にチームメイトと何気ない話をすることで、「みんなの顔を見たら、気持ちが切り替わった」という。佐藤の後半の盛り返しは、チームリーダーとしてチームメイトを盛り上げなくてはという思いが結実した結果かもしれない。第1ラウンドはチームトップのスコアで最低限の役割は果たしたが、「同組の韓国選手は7アンダーパーだし…」と、もちろん納得はしていない。「明日は韓国に1つでも追いつきたい。

自分はパー5の4つを取って68。他のメンバーにビッグスコアを期待して」と最後は、ムードメーカーを自認する佐藤らしいコメントで明日の巻き返しを誓った。

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