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【連日殊勲の柏原は、明日は66を出したい】 |
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第2日
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競技報告:JGA 写真:Yoshitaka Watanabe / Gary Kobayashi |
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第1ラウンドでは、課題としていたパッティングに冴えを見せてチームを牽引した柏原明日架(日章学園高校3年)。この日は、もう一つの弱点と考えていた100ヤード以内のアプローチショットに手ごたえをつかむラウンドとなった。
2番(パー5)で残り70ヤードの3打目をサンドウェッジで1メートルにつけてバーディを奪うと、6番(パー5)でもスコアを伸ばす。8番ではピン奥20メートルから3パットのミスでボギーを叩いたものの、前半を1アンダーパーで終える。後半も計算通り10番(パー5)でバーディを奪った柏原は、12番で60ヤードのアプローチショットを1メートル、13番では12ヤードのアプローチを直接放り込む
チップインで連続バーディ。
「100ヤード以内のショットは自分の課題だった。これまでの練習の成果が出て、そのショットが1メートルぐらいにつけられるようになった」と手ごたえを感じながらのプレーは、しかし、18番のティーショットのミスで充実感が覚めてしまった。「最後のティーショットが左のミス。バタバタになってのボギーは悔しい」とホールアウト後も反省の弁が先に立つ。
「昨日は前半で苦しんで、後半スコアを伸ばしての69。今日は最後にボギーを打っての69。スコアは同じですが、納得はいかないです」としきりに悔しがる。それでも、1日の目標を3アンダーパーに置いていたという柏原は確実に自らのノルマを果たしている。「2日間3アンダーパーですから、明日は6アンダーパーを目標にします」力強く話す柏原の言葉の裏には、パット、ショットと課題を解決してきた自信もある。「今はショットでバーディチャンスを作っているゴルフだけれど、もっとパッティングで勝負できるようになりたい」その向上心が連日の活躍の秘訣になっている。
明日の目標スコアをクリアできれば、日本チームの2007年大会以来4度目の優勝に大きく近づくことになるだけに、柏原の活躍に期待したい。
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