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【日本プロシニアに続く日本タイトル奪取狙いの尾崎直道は「パットが入るようになるのを願うだけだよ」】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi Kentaro Shiba |
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今シーズン中盤、尾崎直道のドライバーショットに変化があった。明らかに飛距離アップしてきたのだ。
「昨シーズンから今年前半は、丁寧にスウィングすることを心掛けていたんだけど、新しいドライバーに切り替えたこともあって、もっとしっかり、強く振るようにしたんだ。15~20ヤードぐらい飛ぶようになったかな」。
しかも、今大会は、飛ぶようになったショットの安定度も増した。それが、2日間通算5アンダーパーで6位タイという位置に尾崎を置いているのだろう。
「でも…」と尾崎。「あのドライバーショットが打てていて、このスコアというのは納得いかないし、ちょっとショックだよ。完全に伸び悩んでいるからね」。
問題は、ショットではなく、パッティングにあった。「難しいグリーンであるのは承知しているけど、第1ラウンドが31パット、今日は32パットだった。ラウンドのパット数が20台になれば、もっと大きくスコアを伸ばせる。そういう手応えみたいなものはあるんだけど、“ようし、入れてやるぞ”というより“頼む。お願いだから入って”という感じのグリーン上のプレーでは、ちょっと無理かなぁ…」。
10番からのスタートとなったこの日、16、17番での連続バーディの後、後半に折り返した1、2番で2度目の連続バーディを奪った。このあたり、勢いに乗りそうな気配はうかがえるのだが、ショートパットを外してのボギーもあった。乗り切れないもどかしさ。尾崎には、それがつきまとっているようだ。
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