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【14番のOBで躓いた松原は、+1に終わる】 |
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第1ラウンドは6オーバーパーを叩き、不採用スコアに終わった松原由美(大阪学院大学高校1年)。第2ラウンドは、「絶対にアンダーパーが必要」と出だしから攻めのプレーを見せる。1番(パー5)で85ヤードの3打目を2メートルにつけてバーディを奪うと、続く2番でも4メートルのチャンスを迎える。しかし、このパットを決めきれずに流れをつかみ損ねると、3番で3番ウッドのティーショットを右の池に打ち込みボギー。5番もセカンドショットを左にミスしてボギーと、アグレッシブな気持ちとは裏腹にボギーが先行する苦しい展開に。それでも、7番(パー5)で4メートルを沈めると、10番(パー5)でも計算通りバーディを決めて、1ア
ンダーパーにスコアを伸ばした。このまま一気にバーディを量産したい松原だったが、14番で落とし穴が待っていた。
パー5のこのホールで3番ウッドを手にしたティーショットが左にOBとなりダブルボギーを叩くと、続く15番(パー3)でも8番アイアンのティーショットをミスしてボギー。「試合の終盤に差し掛かって、やってはいけないタイミングでのミス。この2ホールで流れが崩れてしまった…悔しい」と一気に2オーバーパーまでスコアを落とした松原。それでも、17番でバーディを奪ってみせ、1オーバーパーでホールアウトしたのは、明日の最終ラウンドにつながるだろう。「バーディチャンスも多くついたけれど、芝目とアンジュレーションの関係でスライスラインが入らない」と、東南アジア特有のグリーンの攻略は、あと一息というところ。
「日本チームは全員距離が出るけれど、このコースは刻むことが要求されて、ストロングポイントを有効に使えない難しさがある。ティフトン芝への対応も含めて、簡単なコースではないです。ほかの国の選手が狭いフェアウェイにしっかりティーショットを打っているのを見て、自分たちのと差を感じた」と、今一歩スコアを伸ばせない状況を分析した松原。上位進出がかかる明日の最終ラウンドは「明日はアンダーパーを出すことが絶対条件。1打1打に集中して、もったいないプレーをしないことを心掛ける。思いっきり良いプレーがしたい」と、背水の陣で臨む。
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