2015年度(第57回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は25日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースでマッチプレー1回戦と2回戦を行い、ベスト8が決定した。
メダリストの稲見萌寧(長太郎CC)は1回戦で仲西菜摘(オリオン嵐山)を3and1、2回戦では青野紗也(ヴィンテージGC)を7and6の大差で下し、早々にベスト8進出を決めた。また、ディフェンディングチャンピオンの蛭田みな美(学法石川高)は地元北海道で唯一人マッチプレー進出を果たした吉本ここね(JGAジュニア会員)、2回戦では新垣比菜(カヌチャCC)をいずれも1upの接戦を制して準々決勝進出となった。
注目の勝みなみ(鹿児島
高)はこの日の2マッチとも大苦戦。1回戦では石川明日香(大阪産業大附高)をエキストラホールにもつれ込む一進一退の攻防の末に19Hで破ると、2回戦では昨年の日本ジュニアで優勝争いを演じた畑岡奈紗(水戸レイクス)とのマッチアップ。この試合も、勝が先手を奪いながら、終盤で畑岡に並ばれる嫌な展開に。勝負は18番で畑岡がボギーを叩き決着。勝はストロークプレーから続く薄氷を踏む思いの接戦を制して、最後にベスト8入りを決めた。
なお、明日26日の準々決勝は稲見と山内日菜子(宮崎レイクサイド)のマッチ25が7時、蛭田と高松中央高校の同級生対決を制した王天妤(六甲CC)のマッチ26が7時9分、真田来美(佐久平CC)と佐渡山理莉(オリオン嵐山GC)のマッチ27が7時18分、勝と安田祐香(洲本CC)のマッチ28が7時27分にそれぞれ1番ホールからスタートする。その後、準決勝を行い、ベスト4が決定する。
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