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【父からのアドバイスを受け蛭田が67でチーム2位タイ浮上の原動力に】 |
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蛭田みな美の2日目は17番ホールの7メートルのバーディパットから再開。このホールを落ち着いて2パットで凌ぎパーセーブするも、18番はティーショットを左ラフに打ち込みボギー。第1ラウンドは2オーバーパーの74に終わった。
続いて行われた第2ラウンドは、悪天候が予想されたため、12番ホールからティーオフとなった。いきなりのスタートホール変更も、この日の蛭田は逆に集中力を研ぎ澄ませていた。「18番でボギーを打ったのが悔しくて…」と、12番ホールで4メートルの下りスライスラインを読み切ってバーディを決めると、その後は確実に1番ホールを終えるまで7ホールで6回のパーオンと無類の安定感を見せる。迎え
た2番(パー3)でバーディを奪うと、5番では残り110ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで1メートルにつけてバーディ。9、10番で連続バーディを奪った蛭田は5バーディ・ノーボギーの完璧なプレーで日本チーム2位タイ浮上の原動力となった。
「ボギーなしのラウンドは久しぶりです」とホールアウト後、笑顔を見せる蛭田。この好スコアの裏には、昨夜、日本にいる父親に受けたアドバイスがあった。「昨日のラウンドでパッティングがショート気味で。父に連絡を取ってパターを短めに持つようにアドバイスを受けて、それを実践したのが良かった」と、全幅の信頼をおく父の助言に感謝する。蛭田の活躍もあって、日本チームは首位の韓国に9打差ながら2位タイに順位をあげて明日の最終ラウンドを迎える。
ネイバーズでの大逆転劇を再びと周囲の期待も高まるが、「明日は気持ちを切り替えて。今日のように1打1打集中してプレーするだけです」と、飄々と明日の決戦に備えていた。
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