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【+2の佐渡山は「まだ全然大丈夫」と明日からの巻き返しを誓う】 |
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佐渡山理莉(名護高校2年)は、静かな出だしだった。3番までは「ショットもミスがなくパットの距離感も合っていて、結構いい感じだった」と振り返る佐渡山のリズムを崩したのは4番(パー4)の2打目だった。残り68ヤードの2打目は左足下がりの難しい傾斜。佐渡山はこのショットをグリーン手前のバンカーに打ち込み、これが目玉になる不運もあって、3打目がグリーン奥のバンカーに。結局ダブルボギーを叩いた佐渡山は、続く5番(パー5)も2打目をグリーン左の池に入れてしまいボギー。8番でもボギーを叩き前半で4つスコアを落としてしまった。後半10番では「良いショット」、11番は「5メートルの距離」のパーパットを沈めて見せる。12番(パー3)は厳しいホールロケーションに「想定内のボギー」と落ち着きを取り戻し、13番(パー5)を迎える。佐渡山は、このホールで10メートルのスライスラインをねじ込んでイーグルを奪取すると、15番(パー3)も4メートルのスライスラインを読み切ってバーディ。その後は、スコアカード通りのプレー。後半で2つスコアを戻して見せたのは佐渡山のエースとしての意地だろう。「スタート前にジョーンズコーチにアライメントをチェックしてもらって。前半は読みすぎたりタッチが強かったけれど、後半はリズムを重視して。自分自身で修正できた」と、ほのかな手応えを掴んだ後半のプレーを振り返る。
「全体的にもったいないミスが多い。それでも他のチームもスコアを伸ばしていなかった。韓国との差もあまりないので、明日気持ちを切り替えて。まだ全然大丈夫」と、ネイバーズでチーム優勝を果たした自信を覗かせて、明日の巻き返しを誓った。
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