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【冷静な判断が光った稲見がイーブンパーでチームに貢献】 |
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昨年大会に続いて、2度目の本選手権代表に選考された稲見萌寧。昨年はショットの不調に喘いでいたが、今年は「昨年の女子アマぐらいからパッティングのストロークがスムーズにできなくなって。この試合も心配だった」とパッティングの不調に不安を持ってのスタートとなった。
それでも「ショットがすごく良かった」という稲見は、5番で112ヤードの2打目を9番アイアンで1メートルにつけてバーディ。しかし、7番で9メートルのチャンスから3パットのミスでボギーを叩くと、13番(パー5)も3メートルのパーパットを外してボギー。18番で1.5メートルを沈めてバーディフィニッシュでのイーブンパーは、「パーオンを逃したの
は2ホールだけ。パットも狙ったところには打てていて、ちょっとラインが読みきれなかった」と安堵の表情を見せた。
昨年大会では、念願の日の丸を背負ってのプレーも、そのプレッシャーに押しつぶされて、悔しさを募らせた。あれから1年、再びの日本代表としてのプレーは、「ショットのミスが少なかったのもありますが、クラブ選択など冷静な判断が出来た」と成長した姿を見せてくれた。
「明日も最初の3ホールで調子を見極めたい」勢いだけでなく、自らの調子を把握する冷静な判断力も身につけた稲見は、ホスト開催で逃した日本チーム4連覇のリベンジを狙う。
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