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【西村が持ち味の安定したプレーを取り戻して連日の70でチーム首位に貢献】 |
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西村優菜(大阪商業大学高校2年)が連日の70で通算4アンダーパーにスコアを伸ばし、個人戦2位と活躍。2日連続で日本チーム首位の立役者となり笑顔を見せた。第1ラウンドとスコアの西村だが、その内容を振り返れば、納得の笑顔の理由もわかる。前日は5バーディ・3ボギーと出入りが激しいプレーだったのに対して、この日は3バーディ・1ボギー。日本代表初戦のプレッシャーの中で「安定したプレーが自分の特徴」という持ち味を活かしきったスコアの展開は、特筆に値する。
2番で下りのフックラインを決めきれずボギーが先行した西村だったが、9番(パー5)で戦略通りに残した100ヤードの3打目を5メートルにつけてスコアを
戻すと、11番(パー3)では再び5メートルを沈めて1アンダーパーに。12番、14番、15番ではパーオンを逃したものの狙い通りにアプローチを寄せやすい位置に球を運んでパーをセーブ。「後半もよく耐えて、我慢強くプレーが出来た」ご褒美ではないだろうが、16番で3.5メートルの下りスライスラインをねじ込んでバーディ。「簡単にパーで抑えられる場所を探してプレーする」という昨日の課題をしっかりと克服してのプレーは、西村の非凡な才能を見せつけるものだった。
2大会ぶりの優勝がかかる最終ラウンドも「明日のホールロケーションも把握できているので、もう一度グリーンのどこに乗せれば一番簡単なパットが残るのかを復習して。ちゃん氏は全部決める気持ちで頑張ります」と、自信を見せる。世代交代が進む日本女子チームに新たなエースが生まれるか。明日のプレーに注目だ。
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