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競技報告
【安田は72に終わるも個人戦3位に踏みとどまる】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
第1ラウンドでチーム戦首位に躍り出た日本チームがプレーしたモンゴメリーコース。ムービングデーの第3ラウンドは、再びこのコースが舞台となった。しかし、第1ラウンドよりも強い風、さらに風向きも真逆とエースの安田祐香も厳しいプレーを強いられた。
個人戦首位タイでチームを牽引し続けている安田はボギーが先行する苦しい流れになりながらも8、9番の連続バーディで前半をイーブンパーでしのぐと、後半も2バーディ・2ボギーと要所を締めてイーブンパーでホールアウト。スコアを伸ばせず個人戦3位と順位を落としたが、チーム戦で逆転に望みをつなげるプレーを見せてくれた。「3日間で一番風が強く難しかった。それでも悪いなりにスコアをまとめられた」と安堵の表情の安田。「ドライバーが悪くて…でも2打目でピンを狙わずに安全に攻めることを心がけたので。ただ、2度の3パットは痛かったです」と奮闘の一日を振り返った。
明日の最終ラウンドは、ライバル韓国とアメリカとの優勝争いになる。「他の人には出来ない経験が出来ていると思うので、その空気を楽しんで、明日は全員で60台を出したい」とチームメイトとともに、日本チームの新たな歴史を刻む1日にすることを誓った。

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