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競技報告
【女子チームは通算-3で2位。韓国が12打差をつけて連覇】
第3日
後藤未有
小倉彩愛
梶谷 翼 
吉田優利
「2019年ネイバーズトロフィーチーム選手権」は4月19日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで最終ラウンドを行った。快晴微風の絶好のコンディションでスタートした最終ラウンド。日本チームは、逆転でのホスト優勝を目指して奮闘。後藤と小倉が2アンダーパーをマークすると、梶谷翼も1つスコアを伸ばす。しかし、ここまでチームを牽引してきた吉田優利がイーブンパーに終わった。日本チームは通算3アンダーパート5つスコアを伸ばしたものの、韓国が通算15アンダーパーで大会連覇を果たし、12打差の2位で終戦となった。なお、チャイニーズタイペイは通算22オーバーパーの3位に終わった。

個々まで苦しんできた後藤未有が、最終ラウンドで初のアンダーパーをマークしてチームに貢献した。トップバッターでスタートした後藤は、5番でバーディが先行。6番では4メートルをねじ込んで連続バーディ。8番でボギーを叩いたが、前半を1アンダーパーで終える。後半は10番(パー5)でバーディ。その後もチャンスを演出したが、パットを決めきれず、スコアカード通りのプレーに終わった「チャンスは外してしまったが、2メートルぐらいのパットをねじ込むことが出来たのは、良かった」と安堵の表情を見せた後藤。「ナショナルチームとして最後になるかもしれない試合で、2日間スコアを落としたのが悔しい」と、目を伏せる。しかし、「最終ラウンドでアンダーパーを出せたのは、改善できた結果だと思う。この試合で得た課題と反省点を、これからの成長につなげたい」と、前を向いた。

「3日間で一番ショットが良かった」と笑顔を見せたのは、小倉彩愛。第2ラウンド終了後にジョーンズヘッドコーチから指導を受けて修正したスウィングが早速結果に結びついた。スタートホールでバーディを奪取すると、その後1バーディ・1ボギーで前半を35。後半も安定したプレーで15番でもバーディを奪い、2アンダーパーでフィニッシュした。「自分が課題としてきた1日ずつ調子を上げることが出来たのは、収穫」と、納得の表情。「これからも、1日毎に調子を上げられるようにしていきたい。自分には、自信になった試合になった」と、さらなる飛躍を誓ってコースをあとにした。

最年少ながらチームに貢献してきた梶谷翼。最終ラウンドも高い集中力で前半にスコアを伸ばす。2番でボギーが先行したが3番でバウンスバックを決めると、続く4番で連続バーディ。7番(パー5)でもスコアを伸ばして、一気に波に乗るかと思われた。しかし、9番でグリーンエッジとラフの境目に止まったバーディチャンスで「あのような状況から打つ技術の引き出しがなかった」とファーストパットを大きくショートして3パットのボギーで波に乗り残ってしまった。後半はパープレーに終わり、潜在能力の高さを示しながらもビッグスコアに繋げられず、「悔しい」とこぼした。「第1ラウンドの3オーバーパーが痛かった。今日も3パットを2回もしてしまって…」と反省の言葉が続いた。地元を離れ関西の強豪校に進学して迎えた2019年シーズン。名実ともにナショナルチームのエースへの成長が期待される梶谷にとって、勝負の1年は、悔しさの残るスタートとなった。

ここまで日本チームを牽引してきた吉田優利。最終ラウンドもエースの役割を果たそうとスタートダッシュを目論む。バーディ発進を決めると、4番でもスコアを伸ばす。6番から連続バーディで4アンダーパーまでスコアを伸ばした時点では、狙い通りのプレーだった。しかし、8番で初ボギーを叩くと、9番では2打目をグリーン右手前の池に打ち込むミスからダブルボギーを喫してしまう。後半も14番からの連続ボギーなどで37に終わり、この日はパープレーで不採用スコアに終わってしまった。「9番のダブルボギーで悪い流れになったまま、苦手な後半に入ってしまった」と、苦手意識があった9番での1打を悔いる吉田。「でも、この3日間、自分の調子は悪くなかった。ようやく復調してきた感じ」と、昨年の勢いを取り戻すきっかけを掴んだよう。「次の試合でも1打1打やるべきことを見失わず、全力でプレーしたい」限られたナショナルチームメンバーとしての日々を悔いないものにしていく吉田の強い決意の言葉とプレーは、後に続く選手たちの心に響くだろう。



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