2020年度(第30回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
FacebookFacebook
Championship Reports
競技報告
【川岸良兼は追撃ならずに3位で終戦】
第4日 競技報告:塩原義雄    写真:Y. Watanabe
最終ラウンド最終組での優勝争い。川岸は「できれば、序盤に先制パンチを浴びせて、こちらのペースで試合を進める展開にしたい」という戦略を立てていた。相手は、第1ラウンドからトップをゆく寺西。「いいゴルフをしていたし、ちょっとのことでは動じない安定感があったから、驚かせるようなことをしないと、相手ペースのままで終わってしまいそうだからね」

スタート前の狙いは、いきなり外れてしまった。スタートの1番でいきなりボギーを叩いたのが川岸で、寺西に余裕を与えることになった。前半は寺西が1オーバーパーの36で、川岸は2オーバーパーの37。差を広げられた格好で、本当の勝負になるバックナインに向かう。そこから
も川岸の追撃ムードが点火することはなかった。「追い上げたい気持ちはあっても、ショットが思ったように打てなくて、チャンスも作れない。こっちが先に(逆転を)諦めさせられてしまったね。うーん、楽なゴルフをさせたかな…」
それでも3位は、日本シニアオープンでのベストフィニッシュとなった。「これまでの自分の不出来なゴルフを考えれば、調子の回復度は、期待以上になっている。そういうことがあるのなら、ベストコンディションのゴルフに期待したくなるよね。どっかに飛んで行ってしまうドライバーショットと、カップにかすりもしないパッティング…という状態が続いていたから、戦うって気持ちにもなりにくかった。ようやく、どうにか戦えるゴルフになってきたな…という実感がつかめたのが、本選手権のささやかな収穫だったかな」

確かに、川岸は明るくなった。冗談も飛ばし、周囲を笑わせられるようにもなった。一時の「ゴルフをするのが辛い」という状態からは完全に抜け出し、ラウンド中、心からゴルフを楽しんでいることが伝わってくるようにもなった。思惑外れの最終ラウンドではあったが、4日間を振り返ると、眠りっぱなしだった怪物が目を覚ました気配が、はっきりとうかがえた。

その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査