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競技報告
【日本学生、明日24日(火)開幕】
大会前 競技報告:JGA
2021年度(第74回)日本学生ゴルフ選手権競技が、24日(火)愛知カンツリー倶楽部(7,132ヤード パー71)にて91名の選手が出場して4日間、72ホール・ストロークプレーで行われる。

開催コースの愛知カンツリー倶楽部(名古屋市名東区猪高町高針山ノ中20-1)は、1954年に名匠・井上誠一氏の設計により開場した名門コースである。かつて尾張徳川家の御狩場だった71万平方メートルの広大な敷地に、その自然の地形を活かしたコースレイアウトになっている。これまでに日本オープン3回(1957,1971,2010年)、日本アマ3回(1960,1964,2007年)、日本女子アマ1回(2012年)な
ど数多くの試合の舞台になっている。日本学生は1962,1986年以来35年ぶり3回目の開催となる。

高校2年生の時(2018年)に日本ジュニアに優勝した杉浦悠太(日本大学2年)は、昨日まで男子ツアーのセガサミーカップに出場していた。通算5アンダーで見事にベストアマチュアに輝いたが、「調子よかったので、伸しきれずに残念。流れがよくてバーディをとれていたが、短いパットを外してせっかくの流れを悪くしてしまっていた」と内容に満足はしていない。千歳から飛行機で移動してきて、宿舎に着いたのは午後7時過ぎ。練習ラウンドはこの日朝の7時30分から1ラウンドをこなした。「コースは地元なのでよく知っている。OBなどもったいないミスをしなければ、スコアは伸ばせる。1日3個ずつ」3アンダーで回ることが目標だ。本競技では先々週の全米アマに出場していた中島啓太、米澤蓮、杉原大河らが出場していない。それだけに優勝のチャンスでは、との質問には「チャンスかなぁ…。でも誰にでも勝つチャンスがある」と答えが返ってきた。

これまで数々の名勝負を繰り広げてきた、この舞台で果たしてどんな優勝争いが展開されるか。選手たちが学生日本一を競う。


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