HistoryJGA年史

※敬称は略させていただききました。

2020令和2年

  • 1月7日中国武漢で発生した原因不明の肺炎が新型コロナウィルスによるものと判明する。
  • 1月31日世界保健機構(WHO)が新型コロナウィルス感染拡大について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。
  • 2月13日日本国内で初めて新型コロナウィルス感染症による死亡者が確認される。
  • 2月28日3月5日から沖縄県での開催を予定していたJLPGAツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントの中止が決定。JLPGAツアーの開幕は17戦目のアース・モンダミンカップまでずれ込むこととなった。
  • 3月11日世界保健機構(WHO)が新型コロナウィルスの感染についてパンデミックの見解を示す。
    PGAツアー史上最多タイとなる82勝を含む93勝、メジャー歴代2位の通算15勝を挙げているタイガー・ウッズが2021年度に世界ゴルフ殿堂入りを果たすことが発表される。
  • 3月12日USPGAツアーのザ・プレーヤーズ選手権が第1ラウンド終了後に新型コロナウィルス感染拡大防止の為、第2日以降の無観客開催を発表。翌13日には、本選手権から4試合の中止を決定。最終的に、USPGAツアーは本選手権から8試合が中止された。
  • 3月24日新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2020年東京オリンピックの延期が発表される。
  • 3月26日日本男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」が新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止することが発表される。この年の日本男子ツアー開幕は、11戦目のフジサンケイクラシックとなった。
  • 4月7日安倍首相が7都府県に新型コロナウィルス感染症に伴う緊急事態宣言を発出。その後、宣言は全都道府県に拡大された。
  • 4月27日新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、日本ジュニアゴルフ選手権、日本学生ゴルフ選手権、日本女子学生ゴルフ選手権、全国小学生ゴルフ大会の中止を発表。
  • 6月5日新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、JGA主催アマチュアゴルフ選手権全競技の中止を発表。
  • 8月11日日本シニアオープンゴルフ選手権のプロアマ大会の中止・一般非公開による開催を発表。
  • 8月31日日本女子オープンゴルフ選手権と日本オープンゴルフ選手権のプロアマ大会中止・一般非公開による開催と、ナショナルオープンゴルフ選手権の賞金総額を25%減額することを発表。
  • 9月17日~20日兵庫県川西市の鳴尾ゴルフ倶楽部で「第30回日本シニアオープンゴルフ選手権」を一般非公開で開催。寺西明が通算5アンダーパーで初優勝を飾る。
    延期されていた全米オープンゴルフ選手権が開催され、ブライソン・デシャンボーがメジャー初優勝を飾る。
  • 10月1日~4日福岡県宮若市のザ・クラシックゴルフ倶楽部で「第53回日本女子オープンゴルフ選手権」を一般非公開で開催。原英莉花が通算16アンダーパーで初優勝。
  • 10月15日~18日千葉県野田市の紫カントリークラブすみれコースで「第85回日本オープンゴルフ選手権」を一般非公開で開催。稲森佑貴が通算5アンダーパーで本選手権2度目の戴冠を果たす。
  • 10月18日JLPGAツアー「富士通レディース2020」で申ジエが優勝。通算25勝目となる優勝でアン・ソンジュが記録した226試合を抜く史上最速の207試合で生涯獲得賞金10億円突破を果たす。
  • 11月12日~15日延期されたマスターズが開催され、ダスティン・ジョンソンが通算20アンダーパーの大会レコードでメジャー2勝目を飾る。
  • 12月10日~14日延期されていた全米女子オープンが開催される。第3ラウンドを終えて渋野日向子が単独首位に立ちメジャー2勝目の期待がかかったが、最終ラウンドでスコアを伸ばせず惜しくも4位に終わった。

2021令和3年

  • 2月23日タイガー・ウッズが自損事故を起し、選手生命も危ぶまれる重体を負ったが、懸命なリハビリにより12月のPGA外ツアーに親子で出場。移動はカートを利用しながらも、順調な回復に多くのゴルフファンが安堵した。
  • 3月31日~4月3日オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催された「オーガスタ女子アマチュアゴルフ選手権」で梶谷翼がエミリア・ミリアッチョとのプレーオフを制し、日本選手初優勝の快挙を達成した。
  • 4月1日公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は、定款を変更。ゴルフの健全な普及と振興、そしてイメージアップを図る活動がJGAの最も大切な事業であることを明確にした。
  • 4月8日~11日オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催されたマスターズ・トーナメントで松山英樹が日本選手初優勝を果たした。2011年に日本選手として初めてマスターズでローアマチュアを獲得した松山。日本男子選手初のメジャー大会優勝は、国内外で大きなニュースとなった。
  • 4月30日マスターズ・トーナメントで日本選手初優勝を成し遂げた松山英樹に菅義偉総理から内閣総理大臣顕彰が授与された。ゴルフファーの同顕彰授賞は米国人以外で初めて米女子ツアー賞金女王を獲得した岡本綾子以来2人目。
  • 5月20日~23日キアワアイランドゴルフリゾート・オーシャンコース(サウスカロライナ州)で開催された全米プロゴルフ選手権でフィル・ミケルソンが自身メジャー6勝目を飾り、50歳11ヶ月7日のメジャー最年長記録を更新した。
  • 6月3日~6日オリンピックゴルフクラブ(カリフォルニア州)で開催された全米女子オープンゴルフ選手権で笹生優花と畑岡奈紗が通算4アンダーパーで首位タイに並び、プレーオフとなった。日本選手同士のプレーオフは、3ホール目でバーディを奪取した笹生に軍配が上がり、同選手権初優勝を飾った。
  • 7月6日日本オリンピック委員会が東京オリンピック2020日本代表選手を認定した。ゴルフ競技は男子が6月21日時点のオリンピックランキングにより松山英樹と星野陸也、女子は6月28日の同ランキングにより畑岡奈紗と稲見萌寧が日本代表候補となり、7月6日付でゴルフ競技日本代表選手に認定された。
  • 7月23日~8月8日1年延期された東京オリンピック2020が開催された。東京五輪には、205の国と地域から約11,000人が参加。新型コロナウィルス感染症対策を徹底し、無事に全日程を終了した。なお、日本選手団は、金メダル27個を含む58個を史上最多のメダルを獲得した。
  • 7月29日~8月1日東京オリンピック2020男子ゴルフ競技が埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催。松山英樹が通算15アンダーパーで3位タイとなる銅メダルをかけた7人によるプレーオフに臨んだが1ホール目で脱落し4位タイに終わった。金メダルは通算18アンダーパーのザンダー・シャウフェレ(アメリカ)、銀メダルはロリー・サバティーニ(スロバキア)、銅メダルはC.T.パン(台湾)が獲得。星野陸也は38位に終わった。
  • 8月4日~7日男子競技の興奮が冷めやらぬ中、霞ヶ関カンツリー倶楽部で東京オリンピック2020女子ゴルフ競技が行われた。酷暑の中での開催となった本大会。稲見萌寧が通算16アンダーパーで2位タイとなり、リディア・コ(ニュージランド)と銀メダルをかけたプレーオフの末、日本ゴルフ界初となる銀メダルを獲得した。金メダルは、通算17アンダーパーのネリー・コルダが獲得。畑岡奈紗はメダル争いに絡んだものの、通算10アンダーパーでフィリピン代表として出場した笹生優花とともに9位タイに終わった。
  • 8月18日JGAナショナルチームメンバーの中島啓太が世界アマチュアゴルフランキング1位の選手に与えられるマコーマックメダルを受賞することが決定。日本選手の同メダル獲得は、金谷拓実に続く2人目となった。
  • 8月24日日本スポーツ協会と岡山大会実行委員会が新型コロナウィルス感染症拡大のため、日本スポーツマスターズ2021岡山大会の中止を決定。
  • 8月26日日本スポーツ協会が新型コロナウィルス感染拡大のため、三重とこわか国体の中止を決定。
  • 9月16日~19日山梨県のシャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部で開催された「日本シニアオープンゴルフ選手権」で手嶋多一が大会最小ストローク記録を更新する通算19アンダーパーで初優勝を飾った。
  • 9月30日~10月3日栃木県の烏山城カントリークラブで開催された「日本女子オープンゴルフ選手権」は、大会2日目が悪天候によるコースコンディション不良のため中止となり予備日が使用された。厳しいコンディションの中、勝みなみが通算14アンダーパーで本選手権初優勝。勝は、日本ジュニアゴルフ選手権、日本女子アマチュアゴルフ選手権、日本女子オープンゴルフ選手権ローアマチュアの4冠を達成した。
  • 10月14日~17日 滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部で「日本オープンゴルフ選手権」が開催され、ショーン・ノリスが大会最小スコア記録を更新する通算19アンダーパーで初優勝を飾った。
  • 9月23日~26日京都府の城陽カントリー倶楽部で開催された日本男子ツアー競技の「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」でJGAナショナルチームメンバーの中島啓太がツアー史上5人目のアマチュア優勝を達成。
  • 11月3日~6日2年ぶりとなった「アジアパシフィックアマチュア選手権」がアラブ首長国連邦のドバイで開催。中島啓太がTaichi Kho(台湾)とのプレーオフを制し、松山英樹、金谷拓実に続く3人目の日本選手優勝を果たした。中島はこの優勝で、翌年のマスターズ・トーナメント、全米オープンゴルフ選手権、全英オープンゴルフ選手権の出場資格を獲得した。
  • 11月10日~13日「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」がアラブ首長国連邦のドバイで開催。橋本美月が初出場初優勝の快挙を達成。2019年に日本で開催された本選手権を制した安田祐香以来2人目の日本選手優勝となった。橋本は、この優勝により2022年オーガスタショナル女子アマチュア選手権、アムンディエビアン選手権、全英女子オープンゴルフ選手権、ハナファイナンシャルグループ選手権の出場資格を獲得した。

2022令和4年

  • 1月13日~16日ワイアラエCCで開催された「ソニーオープンinハワイ」で松山英樹がラッセル・ヘンリーとのプレーオフを制し、逆転初優勝。2021-2022年シーズン2勝目を飾った。松山はこの優勝で、チェ・キョンジュの持つアジア勢同ツアー最多勝利数に並ぶ8勝目となった。
  • 5月24日~27日2年2ヶ月ぶりのシンガポールで開催された「クィーンシリキットカップアジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権」で日本チームが通算20アンダーパーで20年ぶり7度目の優勝を果たした。個人戦でも橋本美月が優勝、上田澪空が3位タイ、手塚彩馨が6位タイとなった。
  • 6月24日2022年度第1回定時評議員会で任期満了に伴う役員(理事・監事)の改選を行い、その後に開催した臨時理事会にて池谷正成会長の就任が決定。竹田恆正前会長は名誉会長に就任した。
  • 8月8日~14日アメリカ・ワシントン州のチェンバーズベイゴルフコースで開催された第122回全米女子アマチュアゴルフ選手権で初出場の馬場咲希が、36ホール・ストロークプレーを34位タイで通過しマッチプレーに進出すると、終始危なげない戦いで決勝戦に進出。Monet Chun(カナダ)との36ホール・マッチプレーの決勝戦を11and7の大差で制し、嬉しい初優勝を果たした。日本選手による全米女子アマチュアゴルフ選手権優勝は、1985年の服部道子以来37年ぶり2度目の快挙となった。
  • 8月24日~27日「エスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」がフランスで4年ぶりに開催。日本チームは馬場咲希が個人戦4位タイの活躍を見せるなど、チーム一丸となって奮闘。チーム戦優勝のスウェーデンに1打差の3位タイ入賞の好成績を残した。
  • 8月31日~9月3日世界女子アマに続き、「アイゼンハワートロフィー世界アマチュアゴルフチーム選手権」がフランスで開催。日本チームは、史上初の2年連続マコーマックメダルを獲得した中島啓太、日本男子下部ツアーでアマチュア優勝を果たした蝉川泰果、日本アマ優勝の岡田晃平で世界一の座を目指した。日本チームは蝉川が個人戦首位に立つ活躍で第3日を終えて首位のスウェーデンに1打差の2位と逆転優勝を狙える順位で最終ラウンドをスタート。しかし、日本チームは蝉川が個人戦2位入賞を果たしたものの、スコアを伸ばせず、逆転優勝のイタリアに10打差をつけられ7位タイに終わった。
  • 9月15日~18日滋賀県甲賀市のタラオカントリークラブ・西コースで「第32回日本シニアオープンゴルフ選手権」を開催。台風14号が接近する中で行われた本選手権は、プラヤド・マークセンが通算-12で4度目の優勝を飾った。高橋雅也が通算+13で全体の48位タイとなった高橋雅也が初のローアマチュアを獲得した。
  • 9月22日~25日JGTOツアーの「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」に出場した蝉川泰果が通算-22でツアー史上6人目のアマチュア優勝を果たした。蝉川は6月の下部ツアーでのアマチュア優勝に続いてのツアー優勝の快挙を達成。なお、同選手権では、昨年の中島啓太に続き2年連続のアマチュア優勝の大会となった。
  • 9月29日~10月2日千葉県野田市の紫カントリークラブ すみれコースで「第55回日本女子オープンゴルフ選手権」が開催された。最終ラウンドに3打差を逆転した勝みなみが史上3人目の連覇を達成。全米女子アマ優勝の馬場咲希は通算+5で全体の11位タイとなり初出場でローアマチュアを獲得。本選手権には期間中2万人を超えるギャラリーが観戦に訪れ、選手たちのプレーに熱い視線を送った。
  • 10月4日世界アマチュアゴルフランキングが更新され、蝉川泰果が日本選手4人目の1位。
  • 10月20日~23日兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで「第87回日本オープンゴルフ選手権」が開催された。JGAナショナルチームメンバーの蝉川泰果が第1Rに首位に立つと、最後まで首位を譲らず通算-10で2位の比嘉一貴に2打差で第1回大会の赤星六郎以来95年ぶり2人目となるアマチュア優勝の偉業を達成。9月のパナソニックオープンに続いてのツアー競技でのアマチュア優勝は、蝉川が史上初の快挙となった。
  • 11月22日~24日アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)が主催しこの年創始された「第1回APGC女子シニア選手権」がマレーシアのKota Permai G&Cで開催され、日本、オーストラリア、チャイニーズタイペイ、香港、中国の5つの国と地域から13名が出場。日本からは日本女子シニアゴルフ選手権上位3名が出場し、女子シニアと日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権の2冠を達成した近賀博子が通算11オーバーパーで本選手権初代チャンピオンに輝いた。なお、各チーム3人中2人の合計スコアで争う団体戦は、通算30オーバーパーでオーストラリアが優勝。日本チームは4打差の2位に終わった。
  • 11月24日~27日高知県で「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」が開催され、前年賞金ランキング1位のチャン・キムが日本ツアー最多アンダーパー記録を更新する通算32アンダーパーでシーズン初優勝を飾った。また、比嘉一貴が37位となり初の賞金王獲得が決定した。
  • 11月27日JLPGAツアー2022年シーズン最終戦は山下美夢有が勝みなみをプレーオフで下し、2週連続優勝でシーズン5勝目に華を添えた。山下は5月のワールドレディスサロンパスカップで優勝を飾ると、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンでは18ホールの国内最少ストローク記録を更新する60をマーク。伊藤園レディスで4勝目をあげて史上最年少でのメルセデス・ランキングトップを確定。JLPGAツアー最終戦でも通算15アンダーパーで年間平均ストロークを「69.9714」とし、2019年に申ジエが記録して以来、日本人選手としては初めてとなる平均ストローク60台を記録した。

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