Championship Reports競技報告

中村心が憧れのJAPANを背負って1打差の2位タイスタート

日本女子アマチュアゴルフ選手権の第1ラウンド。今年、JGAナショナルチーム入りした中村心が6バーディ・1ボギーの5アンダーパー67でホールアウトし、2位タイの好スタートを切った。

この日の好スコアの要因を本人に振り返ってもらったところパッティングという。
「今日はパッティングが良くて、良いラインにつけた時にパットをしっかり沈められたので良かった」決して得意なわけではないそうだが、この日はそのパッティングが救ってくれた。ちなみに中村が好きなのはドライバーとショートアイアンだそうだ。

JGAナショナルチームのメンバーとして、JAPANのユニフォームを着用して初の日本女子アマ、さらに第1ラウンドということでスタート時は緊張を隠せなかったそうだ。それでもスタートホールでバーディを奪えたことで、その後もバーディが先行し、いい流れでラウンドができたという。

大会前日、本選手権ではこれまでいい結果を残せていないと話していた中村。この日好スタートで終わったことは、JAPANを背負ってプレーしたことが、気持ちの面で後押ししたと言っても過言ではないだろう。
「これまでJAPANのユニフォームを着ているナショナルチームメンバーを見て、憧れていました。ずっと着てみたいと思っていましたし、実際にユニフォームを着てみて去年までよりも気が引き締まる感じでプレーできています」現在18歳の中村は、今年プロテスト受験を目指しているが合格すればこれが最後の日本女子アマチュアゴルフ選手権になる。
「今大会が最後になればいいと思いますし、優勝目指してあと3日間頑張ります。」

優勝へ向けて残り3日間の意気込みを聞いた。
「グリーンのアンジュレーションがすごくて、ホールロケーションによって変わってくるので、どこに置いたらバーディチャンスが打ちやすいとか、そのあたりを考えてセカンドショットを攻めていきたいです」

鍵となるセカンドショットをいかにチャンスにつけられるかが中村の3冠達成のカギを握る。

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