Championship Reports競技報告

仲村梓、鳥居さくら、岩永杏奈が2位タイに

写真:Y.Watanabe / K.Kinoshita

関東に接近する台風7号による影響を考慮し、前日に36ホール短縮競技となることが発表された今年の日本ジュニアゴルフ選手権。女子15~17歳の部を制したのは通算10アンダーパーの長澤愛羅。優勝には届かなかったが、仲村梓(エナジックスポーツ高校2年)、今年の日本女子アマ優勝の鳥居さくら(滝川第二高校3年)、昨年の本選手権12~14歳の部で優勝した岩永杏奈(大阪桐蔭高校1年)の3名が通算7アンダーパーで2位に入り、本選手権を終えた。

この日のベストスコアタイでラウンドした仲村は、不調のユーティリティもアプローチでカバー。現在2年生の仲村は今年2回目の日本ジュニアの出場だが昨年は予選落ち。昨年とコースは違うが2位の結果は大躍進と言える。「去年と比べると、成長していい成績だとは思います。それでも2位で満足とは言えないですし、来年は今回の成績よりも上にいけるように頑張ります」。

2位タイ入賞の仲村梓

日本女子アマで優勝を果たし、同年の日本ジュニア優勝を狙った高校3年生の鳥居も惜しくも届かなかった。開幕前には調子が良くないと話していた鳥居だったが、開幕すると徐々に復調し始めてきた。最終ラウンドは前半こそダブルボギーなども苦しんだものの、「このままではいけない」と前半終了時に自らに喝を入れた。するとバックナインでは5ホールで3連続バーディを含む4つスコアを伸ばし首位を猛追。惜しくもそこで流れが止まってしまい、優勝には届かなかったが、昨年の3位を上回る2位タイで最後の日本ジュニアを終えた。

2位タイ入賞の鳥居さくら

昨年12~14歳の部で優勝した岩永も、2部門制覇を狙った。ノーボギーの安定したプレーで着実に首位を追う展開だったが、バーディを獲り切れなかった。岩永本人も、ノーボギーについては評価するも「バーディをもっと取りたかった」と悔やんでいた。とはいえ岩永はまだ1年生。まだ本選手権優勝のチャンスは2年ある。「パッティングが課題で、チャンスで外してしまうことが多いです。今日の最終ホールとかでもバーディチャンスを外してしまったりしたので、来年はチャンスを逃さずパターを決められるようにもっと練習したいです」課題を克服して、成長を重ね優勝を目指す。

2位タイ入賞の岩永杏奈

3人とも素晴らしいゴルフを繰り広げてくれた。プロを目指す選手、来年の本選手権優勝を目指す選手、三者三様だが3選手の今後の活躍に期待したい。

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