Japan Open Golf Championship 2023日本オープンゴルフ選手権

10月12日(木)10月15日(日)茨木カンツリー倶楽部 西コース

Future Championship Vanue今後の開催コース

公益財団法人日本ゴルフ協会では、開催まで準備期間を持たせることで十分な環境整備が成されるとの考えにより、余裕を持って日本オープンゴルフ選手権の開催コースを選定している。
このページでは、次回2024年の第89回大会以降の舞台となるコースを紹介する。
各開催コースともに、歴史ある舞台に相応しい整備など、大会へ向けて日々努力している。

2024年(第89回)

日本ゴルフ協会創立100周年にあたる2024年に日本オープンゴルフ選手権の舞台となるのは、本選手権最多の8度目の開催となる埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部。日本人の手による日本最初のゴルフ場として1913年に開場した東京ゴルフ倶楽部。設計は、当協会の創立に尽力し、日本語版ゴルフ規則の発行や香炉型の日本オープン最初の優勝杯のデザインを手掛けるなど日本ゴルフ界の発展に多大な寄与をした大谷光明氏が担当。開場時は駒沢(現在の駒沢オリンピック公園)、1932年に朝霞に移転し、1940年に現在の地に移転されました。戦後には占領軍に接収されるなど苦難の時期もありましたが、1963年には創立50周年を機に朝霞コースのクラブハウスデザインを手掛けたアントニン・レーモンド氏により現在のクラブハウスが完成。2018年にはリオ五輪ゴルフ競技のコース設計を担当したギル・ハンス氏によるコースの大幅改修を実施するなど、伝統を守りながら時代に合わせてコースを更新しています。日本ゴルフ界の礎を築いたとも言える東京ゴルフ倶楽部での日本オープン開催に期待が高まります。

2025年(第90回)

日光カンツリー倶楽部は1955年の開場。2003年大会(優勝:深堀圭一郎)以来2度目の日本オープン開催が決定しました。名匠・井上誠一氏の設計により、男体山から流れ出る大谷川沿いにレイアウトされた18ホールは、自然のアンジュレーションが活かされるとともに、男体山からの傾斜が選手の距離感を惑わせる難コースとして知られています。これまで日本アマチュアゴルフ選手権(1996年優勝;星野英正)、日本シニアゴルフ選手権(2017年優勝:和田博)の他、2021年日本プロゴルフ選手権(優勝;キム・ソンヒョン)の国内メジャー競技、1965年にはノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権(優勝:日本チーム)、2005年に日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランドによる4カ国チーム選手権が開催されるなど国際競技の舞台となりました。ナショナルオープンの熱戦はもちろんのこと、秋麗の中紅葉美しい日光カンツリー倶楽部の景観も期待されます。

2026年(第91回)

1985(昭和60)年に開場したタラオカントリークラブ。本年の日本シニアオープンゴルフ選手権に続いて日本オープンゴルフ選手権開催が決定した西コースは、出來義幸(でき・よしゆき)氏の設計で、11カ所に配された池とホールをセパレートする樹木が素晴らしい景観をもたらしています。2012年には日本女子プロゴルフ選手権(優勝:有村智恵)も開催された関西地区を代表するコースとして知られています。

2027年(第92回)

1975年に各務鉚二氏の設計、海津康志氏の監修により開場した房総カントリークラブ房総ゴルフ場。東コースは、木々でレイアウトされた18ホールは雄大で豪快なショットが要求されます。2018年には日本プロゴルフ選手権も開催された房総カントリークラブ。初のナショナルオープンでも熱戦が繰り広げられることが期待されます。

2028年(第93回)

調整中

2029年(第94回)

1963年に関西プロゴルフ協会設計で開場した玄海ゴルフクラブ。コース内から玄界灘と湯川山を望むフラットな地形に展開する18ホールは、九州を代表するシーサイドコースの1つとして知られています。気まぐれに吹く潮風を読む状況判断力、正確な距離感でポイントを攻めるショット技術、砲台グリーンを攻略するショートゲームの能力と、ゴルファー日本一を決するのにふさわしい難コースの玄海ゴルフクラブでのナショナルオープン開催に期待が高まります。

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