[ 第1日 ]競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe / Y. Kawatani
2023年度(第64回)日本女子アマチュアゴルフ選手権第1ラウンドは13日、秋田県秋田市の秋田カントリー倶楽部(6,409ヤード・パー72)で152人の選手が出場して行われた。曇り空の中で開幕した本選手権だったが、午前中にはきれいに晴れ上がり、好コンディションとなった。
その中で、飯島早織(扶桑CC)、佐々木史奈(山東CC)、佐沢愛々(大阪学院大学)の3人が3アンダーパーをマークして首位に並んだ。今年の関東女子ゴルフ選手権優勝の飯島は、この日5バーディ・2ボギーの内容に「結構チャンスがあったんですが、なかなか決めることが出来なかったです。
わりと攻めきれないようなゴルフだったので、ちょっと悔いが残るというか、もうちょっといけたかなと思いました」と振り返った。最終ホールのパーパットを入れていれば、単独首位だったことを知ると、心から悔しがっていた。
「今日は自分の持ち味を活かしたゴルフができたなという感じだったので、明日からもガツガツいかずにというか。4日間あるので、無理のないゴルフをしたいです。とりあえずティーショットを狙える位置につけて、セカンド(ショット)も、下りだと結構速くて傾斜もついてオーバーしやすいので、手前につけて、メリハリのあるゴルフをしたい」と残り3日間の戦いについて抱負を語った。
首位と1打差の4位タイには、稲葉千乃(福井工大学)、左奈々(福岡県協会)、稲垣那奈子(伊香保国際)の3人が並んでいる。なお、昨年優勝の寺岡沙弥香(ナパラG一本松C)は2オーバーパー74の37位タイ、注目の馬場咲希(代々木高校)は3オーバーパー75の57位タイと出遅れた。第2ラウンド終了時点で60位タイまでの選手が後半のラウンドに進出する。