2000 SPRING vol.61
全英オープンはアマチュアの晴れの舞台
 全英オープンはハンディキャップ0、全米オープンではハンディキャップ1.4という規定のハンデキャップ取得者であれば、誰でも予選にチャレンジできます。
 全英オープン一次予選は、例年英国全土8会場(エントリー数によって毎年変更)で行われます。競技は18ホールのストロークプレー。競技には毎年アマチュア、プロ総勢1000人以上が参加して、二次予選を目指します。一次予選の上位13〜15人が二次予選に出場できます。

 二次予選は36ホールのストロークプレー。例年7月中旬の2日間、約4〜5会場で行われます。ヨーロッパツアー以外のプロゴルファーは一次予選が免除され、二次予選から出場することができます。日本のプロゴルファーが挑戦するのもこの二次予選となります。そして、各会場の上位12〜13人が本選、つまり全英オープンに出場できるというわけです。

 英国のアマチュアゴルファーたちは、自らが参加することによって、全英オープンを盛り上げているのです。例え本選に出られなくても、自分の誇りとして、自分の実力を発揮する場所として、自分なりの楽しみ方で全英オープンの予選をエンジョイしています。
毎年数多くのアマチュアゴルファーが挑戦する全英オープン

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