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「ゴルフと私」 |
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佐藤 丹美 春日丘高等学校3年 |
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私がゴルフを始めて十年になります。父と兄がゴルフをしていて、練習場についていったことがきっかけです。小学生の頃は、遊び半分でしたが、六年生の時に北陸ジュニアで優勝してから、もっと上手くなりたいと思い、それから毎日練習場に通うようになりました。
中学二年生の時には、悔しい思い出があります。一年生の三月、中部高等学校選手権大会優勝、全国大会二位になり、当然七月に行われる中部ジュニア選手権大会に優勝するつもりでしたが、愛知県予選で四位になり、予選落ちしてしまいました。予選落ちした時は、ショックで悲しい思いをしました。けれども落ち込んでいては、友達と遊びたいのを我慢して練習してきたことが無駄になってしまいます。父と相談してソフトボール、バット素振りをして体を作り、一日五百球打つことにし、一日も休まず毎日続けました。その結果三年生の時には、全国高等学校選手権中学生大会と日本ジュニア十二歳〜十四歳の部で優勝することができ、とてもうれしかったことを覚えています。
高校は家から13km位の所にあって、トレーニングのつもりで、一時間位かけ自転車通学をしています。又、ゴルフの練習環境もよく、学校の近くに練習場があり、たくさん練習ができます。そして、ゴルフ場も近くにあり、時間があればいつでもラウンドに行きます。高校生活は、学校の授業以外は、ゴルフ漬けです。ゴルフが大好きで、練習が辛くてやめたいと思ったことはありません。ゴルフを通じて全国に友達もたくさんできました。高校三年間でうれしいことがたくさんありました。全国高等学校選手権団体戦初出場初優勝、熊本国体少年女子の部優勝、世界ジュニア二回、日本・台湾親善競技、日本女子アマメダリスト、等々、又、今年は念願の日本女子オープンにも出場できました。(コースが難しかったのですが、十五位に入りました。)ドイツで行われた世界女子アマにも出場することができました。世界にはゴルフが上手な人がたくさんいて驚きました。この経験を今後に生かして精進していきたいです。そして海外で試合をすると英語が話せないといけないので、さらに英語力を身につけるように勉強もしています。
私の将来の夢はプロゴルファーになることです。人に感動を与え、勇気を与えられるプロになって、世界の舞台で活躍することが、両親、先生そして私を応援してくださる人に恩返しすることだと思います。そのためにはゴルフの基本のマナー、エチケット、感謝の気持ちを忘れないように、心・技・体を鍛え夢を実現させるために、今まで以上に練習に頑張っていきたいと考えています。
私にとってゴルフは、自分の人生と言ってもいいぐらいの大きな存在です。これからもゴルフと共に一歩一歩着実に歩んでいきたいと思います。 |
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