JAPAN GOLF ASSOCIATION
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JGA ACADEMIC GOLF AWARD
受賞者作文
高校生の部
奨励賞
「ゴルフと私」
森本 雄也 大阪桐蔭高等学校3年
 僕がゴルフを始めたのは、小学校五年の時、父親と一緒にゴルフ練習場に行き、ゴルフに夢中になりゴルフを始めました。僕は中学校の時、全国大会へ行ったりはしてましたが関西の試合で一度も優勝することができませんでした。そして僕は、大阪桐蔭高等学校へ入学しました。厳しい上下関係やトレーニングに僕はいつも妥協していました。

 そして、夏の関西ジュニアの前に宮里優作さんが去年優勝した関西ジュニアの優勝盾を見て僕も絶対この盾を取ると決心しました。そして1年夏の関西ジュニアは十位に終わりました。何がたりないのかを考え、練習や、トレーニングがまだまだたりないと思いました。僕はクラブが終わると、一人残って走ったり、筋トレしたりしていました。そしていつも通りに走っていた時、ゴルフ部の井上監督に「お前は絶対いい結果を出せる」と言われ、思わず一人部室で泣いていました。その日から自分の気持ちも高まり、春の試合絶対優勝すると考えひたすら練習しました。

 そして春の大会が始まり、自分は絶対勝てると信じ大会に望みましたが、結果は九位に終わりました。その時は悔しくて涙が止まりませんでした。僕のゴルフに対する気持ちも薄くなってきた時井上監督に呼ばれ、二人で話をしていました。そして、いろいろと自分の悪かった所、良かった所を考え直し、また一から練習にとり組みました。そして五月に行われた関西アマチュアという大会に出場しました。地区予選では、13位と予選を通り、決勝では、いい所にいけばいいと考えてた事が、最終的には五位に入りました。日本アマチュアにも行け、また関西オープンにも出場する事ができました。

 この大会で僕は大きな自信をつける事ができました。そして国体予選では初めて優勝する事ができました。でも僕の頭の中に関西ジュニアしかありませんでした。そしてとうとう関西ジュニアが始まり、僕は今までやってきた事を思い出し大会に望み、優勝する事ができました。その最後のパットを入れる前は、今までがんばってきてよかったと何回も思いました。そして数少ない大会になってきた時、僕はもう一つ目標を決めました。国体が終わり大阪の代表になりましたが、高校卒業までには、一回でも日本代表になりたいと思いました。そして全国春季大会では、2位に入る事ができました。そして上位十名による日本代表選考会に行きました。九州の藤島晴雄君や広島の石川裕貴君といった全国でも名前が出てくる人がいっぱいいました。でも僕は自分のやってきた事をすべて出しきろうと思いながら、選考会が始まりました。そして終わってみれば1位で終える事ができました。

 本当に自分が目標としていた事が現実となり、もう信じられないくらいうれしかったです。でも僕がここまでこれたのもゴルフ部員や両親、そして井上監督のおかげだと思います。本当にありがとうございました。
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