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「ゴルフと私」 |
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斉藤 美香 東北福祉大学4年 |
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私はゴルフを始めてから11年になります。父の勧めで始めたのですが、最初はただ漠然としていたような気がします。そんな私に転機となるような出来事が訪れました。中学三年生の時、高校生の団体戦を見に行ってきました。選手たちが目標に向かって、一つになっている姿にくぎつけになり、私もその中で一緒にゴルフをしてみたいと強く思いました。そして、高校はゴルフ部がある、福岡の沖学園に進みました。今まで、部活という形でゴルフをしていなかった私にとって、新鮮であり、多くの事を学びとることができました。特に、仲間の大切さや協調性、またなによりゴルフをする意味や目的が明確に見えてきました。日々のトレーニング、週二回のラウンドなど今までとは全く練習内容が違いました。誰のためでもなく、自分のためにうまくなりたいという一心で、常に目標を決め、練習に励みました。その結果、大きな試合でも、成績を残すことができるようになってきました。
大学進学にあたってはかねてから福祉に関心があったので、スポーツと学問が両立できると聞いていた東北福祉大学を選びました。
大学では、日本を代表する素晴らしい先輩たちに出会い、練習やラウンドをさせてもらった経験が、大きな収穫でした。また、先輩たちの技術や精神力の強さを知るにつけ、私もぜひ身につけなければならないと、強く感じるようになりました。
私はゴルフを通じてたくさんの人たちと出会い、多くの人に支えられてきました。ゴルフがうまくいかなかった時や、けがをしてできなかった時など周りの人たちに助けられ、勇気づけられました。また、夢に向かってがんばっている仲間たちにも出会い、お互いに刺激し合いながらがんばってきました。ゴルフは個人競技ですが、決して自分一人だけでは成長することはできないと思います。だからこそ、いつも感謝の気持ちを持って行動することが大切だと実感しています。そして、ゴルフと出合え、夢や目標を持つことの大切さを学びました。もし私がゴルフをしていなければ、気がつかなかったことかもしれません。ゴルフをするきっかけを与えてくれた両親はもとより、今までいろいろな場面で私に協力してくれたたくさんの人たちに感謝しています。私はいままで出会った人たちから、ゴルフの素晴らしさを教えてもらいました。ご恩返しではありませんが、私もこれからたくさんの人たちにゴルフの素晴らしさが伝えられるような人になりたいという気持ちでいっぱいです。ゴルフが教えてくれた人との出会い、努力の尊さに感謝の気持ちを忘れず、大きな夢に向かって、挑戦し続けていきたいと思います。 |
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