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「ゴルフと私」 |
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石川 彩子 専修大学3年 |
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私がゴルフクラブを初めて握ったのは、12才の時でした。ゴルフが趣味であった父の練習についていったことがきっかけでした。最初はきちんとボールに当てられないことが多かったが、きちんと当てることができた時は大変うれしく感じ、ゴルフがおもしろいと思うようになりました。しかし、中学校では、学業を優先させ希望の高校に入ることを目指したり、高校では公立だったため、ゴルフ部はなく他の部活動に入ったので、それが忙しくなってしまい、ゴルフの練習は週1回しかすることができませんでした。しかも、高校3年の時は、大学受験のため、半年間ゴルフをやめました。
専修大学に入学すると、ゴルフ部があることを知り、「部活に入っても、ゴルフと学業は両立できる」という話を聞き、入部を決意しました。入部してみると、自分より上手な部員ばかりで、ついていけるのか心配でしたが、みんなは快く自分を迎え入れてくれたので、安心することができました。そこで私は、まずみんなに追いつくことを目標にし、自分がみんなに追いつくために、みんなと同じ量では無理だと考え、人より少しでも多く練習するようにしました。その一方で、通学に1日4時間が費やされてしまう大学生活に慣れることや、新しい分野を学ぶことと練習の両立は大変なことで、色々なことに練習時間を奪われてしまうことに苛立ちを覚えるようになりました。すると「練習は量だけでなく、質も重要だから、時間がとれないのなら、その分、質を良くすればいい。」と兄から言われ、それから練習の質を良くするにはどのようにすればよいか考え始めました。徐々に集中して練習するということに気付きました。
少し大学に慣れ始めた頃、初めて競技に参加しました。初めての試合はすごく緊張したため何も覚えていない状態でした。少しずつ試合にも慣れたきた9月の終わりに信夫杯の関東予選会の選手に選ばれ、その試合で自己ベストを7打も縮め、大学に貢献できたことによって、努力や練習は自分を裏切らないということがわかり、自信がつきました。
3年になると、様々な試合に出ることができるようになり、試合でも普段の力が出せるようになりました。学業の方も随分余裕が出てきて、技術練習だけではなく体力づくりもできる時間がとれるようになりました。
今年の4月には、4年になり、大学生活最後の年であるので、充実した1年にしたいと思っています。
最後に、今まで自分を支えてくださった様々な人達への感謝の気持ちを表すとともに、さらなる向上を目指していきたいと思います。 |
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