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私のゴルフとの出会いは小学五年生のときです。ゴルフをしていない両親から勧められたということもあり、始めた理由はただゴルフというスポーツを楽しみたいという単純なものでした。そんな気持ちで始めたゴルフが、今では自分の誇りであり、生きがいです。
私はゴルフを始めてからの七年間にさまざまなことを学びました。特に高校に入ってからの二年間は、私にとって将来を真剣に考えるいい機会となりました。
一年間のときには、ナショナルチームの派遣で初めて海外試合に参加させてもらいました。その試合では、自分の実力のなさを実感させられました。また、団体戦やプロの試合を通じて、今までにない貴重な経験をすることができ、私に多くの課題を与えてくれました。なにより自分が影響を受けたのは、宮里藍先輩のプロトーナメントでの優勝です。自分の身近な人が偉大なことを成し遂げたことは、強い刺激となり励みにもなりました。
そして、昨年は私にとって挑戦の年となりました。まず、日本女子アマではメダリストをとることができ、自信を持つことができました。この試合は昨年一年を決めた大事な試合だったと言えます。私は日本女子アマをきっかけに、ただ上位になることを目標とするのではなく、優勝するという強い意志を持ち、試合に挑むことができるようになりました。
7月にナショナルチームで派遣された海外試合では、団体で日本チームが初優勝を飾ることができました。また、個人でも優勝することができ、チームに貢献できたと思います。なにより、リベンジを果たすことができました。
夏休みに入ると、ジュニアの全国大会が始まりました。全国高等学校ゴルフ選手権の団体戦では二連覇することができ、みんなで喜びを味わいました。個人戦でも、初めて全国優勝することができました。この試合は、自分自身を大きく成長させてくれたと思います。
また、日本ジュニアでは同じ学校のライバルとのプレーオフに負け、悔しい思いもさせられました。私にとって、いい経験になったと思います。
そして、昨年一番心に残っている試合は世界女子アマです。今までこの試合ほど世界の実力を実感した試合はありませんでした。自分の目指すところがもっと上であるということに気付かされ、努力することを忘れてはいけないということを改めて学ぶことができました。世界女子アマでの経験は、私の財産とも言えます。
私は七年間、ゴルフを通して普段の生活ではできない貴重な経験をすることができました。私にとってゴルフは、自分自身の視野を広げ、人間としても成長させてくれるスポーツではないかと思います。また、私とゴルフの関係には多くの方々の支えの上に成り立っているということも実感しています。
これからも今までの経験を生かし、支えてくださる方々への感謝の気持ちを大事にしていきたいと思います。 |
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