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自分がゴルフを始めたのは、中学二年生の時でした。叔父から、「ゴルフの練習場に行ってみないか。」と言われ、しぶしぶ練習場に行きました。なぜしぶしぶ行ったのかと言いますとその当時はサッカー部に所属しており、興味がなかったからです。またその頃は、ゴルフは「おじさんのスポーツ」ぐらいにしか思っていなかったからです。しかし、練習場に行ってみると五歳ぐらいの子供や小学生がおり、小さい体で、球を遠くまで飛ばしていることに非常に驚きました。自分もできるだろうかと、いざ、打ってみると意外にもうまく球に当たり、遠くまで球を飛ばすことができました。その時の爽快感が忘れられず、すぐに、サッカー部を辞めて、学校が終わるとすぐに練習場に行き、練習場が閉まるまで、毎日毎日打ち続けていました。
1ヶ月程して現在の高校の岡崎先生から、高知中学校のゴルフ部に入らないかと言われ、入学することを決意しました。入学してゴルフ部に入部してみると、国体の団体戦で優勝している人がいました。その人は小柄ながら、努力を怠らない人で、その人を自分の目標にして、毎日、遅くまで練習に励みました。その間、家族の協力を得て、健康面でのケアに、注意を払ってくれたことに大変感謝しています。
しかし、思うように試合で成績を出すことはできませんでした。努力に努力を重ねましたが、二年経っても実を結ぶことはありませんでした。「自分には向いてないのではないか」、「ゴルフを辞めよう」と悩みました。練習も次第にサボるようになりました。そうして過ごしていると母親から、「賢は、ゴルフをやっている時の顔が活き活きしていて楽しそうだったよ」と言われ、反省しました。その時、「どのような才能でも努力には勝てない」と教えてくれた先生の言葉を思い出しました。勝ことだけにこだわるより、続けることの大切さを思い出しました。
それ以来、試合に勝つことより試合を楽しむようになりました。その結果、次第に、実力がつき、四国大会や全国大会に出場するようになりました。そして、とうとう全国大会で優勝することができました。その時に叔父から「勝たなくてもいい。楽しんで来い。」と言われました。
私の優勝は、家族の食事面のケア、練習場の車の送り迎え、岡崎先生や自分を支えてくれた沢山の人に、「ありがとう。」と心からお礼を述べたいと思います。これから先、一年間、高校生活が残っています。
またこれから応援に支えられながら頑張って行きたいと思います。 |
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