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私とゴルフとの出会いは、小学五年生の時です。ゴルフを始めたきっかけは、ただゴルフというスポーツを楽しみたいという気持ちからでした。そんな気持ちで始めたゴルフが今では自分の誇りであり、生きがいです。
私は、ゴルフを始めてからの八年間でたくさんのことを学びました。高校生活最後の年だった昨年も、ジュニアの試合や海外試合、プロトーナメントでの経験から新たな課題を見つけることができました。なにより、思い出になる一年になりました。
昨年のプロトーナメントでは、初めて最終組の雰囲気を味わいました。緊張の中にも、自分のプレーを観てもらえるという喜びがありました。この試合は、自分が目指しているところが魅力的な場所だということを教えてくれました。
世界ジュニアでは、最終組でのラウンドでメンタルの弱さを改めて気付かされました。今考えると、ラウンド中だけでなくスタートする前から勝つことばかり考え、目の前のプレーに集中することができていなかったと思います。そのことから、短いパットを外したりとミスが続き二位という結果に終わりました。しかし、もし私がこの試合で優勝していたら、大事なところで目の前のことに集中していない自分に気付くことはできなかったと思います。なにより、何気なく外したパットの大切さに気付かなかったと思います。自分の弱点を見つけるという意味でも、世界ジュニアでの経験は結果以上に得たものが大きいと思います。
日本ジュニアは、三年間を締めくくる良い試合になりました。中学生の時から目標としていた試合で優勝できたことに加え、最終日に今まで一緒に練習してきた仲間と最終組でラウンドできたことは本当に良い思い出になりました。一年生の時からライバルとしていろいろな試合に出場し、仲間として一緒にうれしい思いや悔しい思いをしてきました。そんなライバルと優勝争いができたことは、最高の思い出です。
私にとってゴルフは自分の視野を広げるだけでなく、人間として大事なことを気付かせてくれるスポーツだと思います。私は八年間で財産と言える経験をいくつもすることができました。またゴルフを通し、素敵な人や場所、人の心を動かす素敵な言葉に出会うことができました。
このような経験をすることができたのも、多くの方々のおかげです。
このことを忘れず、これからも感謝の気持ちを持ち続けたいと思います。 |
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