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私がゴルフと出会ったのは小学校三年生の時に坂田ジュニアゴルフ塾に入塾したのがきっかけです。ゴルフを始めて今年で九年目になります。ゴルフを始めるまではバレエや水泳、陸上など、とにかく身体を動かすことが大好きでした。坂田塾に入塾してからは、すべてのおけいこ事を止め、毎日休みなく練習に通う毎日でした。ゴルフだけではなく、礼儀やあいさつなど徹底的に教わりました。この九年間毎日が当たり前のように通っていたけれど、今思えば、こういう場があるのは本当に素晴らしいことだと改めて思います。
入塾した頃はボールに当てることが精一杯でした。初めて出場した試合では130近く打ったことを覚えています。そして小学校五年生の時に初めて入賞した時は、ゴルフの楽しさをものすごく実感しました。それからいくつもの試合に出ていくうちに、ライバルもでき、負けず嫌いな性格の私は、今までよりももっともっと練習するようになり、ゴルフに夢中になりました。
中学校では生徒会長を務め、全校生徒の代表となって周りのことを考えていくという難しさ、その為には仲間がとても大切だということを学ばせてもらいました。この時期は、生徒会活動とゴルフの両立で、練習時間が少なくなり、あまり良い成績を残せなかったこともありました。でも中学校三年生の夏にゴルフダイジェスト・ジャパンジュニアカップで優勝し、初めて海外試合に派遣させてもらいました。
高校に入学してからは、片道一時間半と通学時間に時間をとられる中、放課後の部活を終え帰宅してからの練習。高校に入ってからは、毎日そんな日が続いています。
昨年の関西女子アマチュアでは優勝することが出来ました。だけど、春の全国大会を終えてから、私はスランプに陥りました。こんなに苦しい思いをしたのは初めてでした。そんなとき、父の友人とラウンドする機会があり、「楽しんでプレーする」ということを教えていただきました。それまでは成績を残さないといけないというプレッシャーでスコアばかりを追って、「楽しむ」という言葉など全く頭にない状態でプレーしていました。その一言がきっかけで、なんとなく肩の力が抜けて、のびのびプレーすることが出来るようになりました。
そして、今年の八月には全国高等学校ゴルフ選手権大会で優勝することが出来、十一月にはハワイ遠征の機会もいただけました。ハワイ遠征に行った時に、ハワイチームのジュニアが、とても楽しんで試合をみんなで盛り上げているのを見て、父の友人が言って下さった一言がここにもあったと思いました。
最後に、私がここまで頑張って来られたのも、塾長を始め坂田塾のコーチ、高校ゴルフ部の監督や仲間達、家族、そしてたくさんの方々の支えがあったからだと思います。これからもっと上を目指し、感謝の気持ちを忘れず、一つ一つ自分の夢に近づいていけるよう精進していきたいと思います。 |
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