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昨今、石川遼プロや女子の若手プロの活躍でゴルフというスポーツが日本全国から注目され始めたことを私は大変嬉しく思います。
一昔前までは「ゴルフはオジサンのするスポーツ」というイメージが強かったのですが、現在ではジュニア出身者の目覚しい活躍でいまや「ゴルフは若者もできるスポーツ」として大きく変化してきました。
ゴルフというスポーツはとても奥が深く、人それぞれにゴルフの原点なるものが存在するはずです。私のゴルフの原点は、私が育った練習に来る、気の合う仲間たちと楽しく練習をし、ラウンドをすることでした。その中でエチケット・マナーなど、色々なことを学びましたが、この学んだ中で一番大切だと感じたことは、技術・エチケット・マナー・人間性など色々な面で、一緒にラウンドして頂いたパートナーの方から「またこの人とラウンドをしたいな」と思われるようなゴルファーになることだと思いました。一緒にラウンドするパートナーに関心を持ち、気持ち良くラウンドさせることも自分の「技術」だと思います。ゴルフは個人競技ながら、一人ではラウンドすることができないスポーツです。一緒にラウンドしてくれる人がいて、初めて自分は「ゴルフをプレー」することが出来るのです。
私は中学生からゴルフを始めましたが、初めて全国大会に出場した時には最下位という成績でした。その私が今年の日本女子学生で準優勝にまで成長できたのは、周りの方たちのあたたかい声援は私のゴルフの原点である「楽しく練習し、ラウンドする」というものがあったからだと思います。
私はよく人から「プロを目指さないの?」と聞かれますが、私はプロ・アマチュアに関係なく、全てにおいて立派なゴルファーになることを目標にしています。その為には、もっと成長してからでも遅くないと思います。そのためにもっとたくさんのことを学びたいと思い、今通っている同志社大学に進学を決めました。私はこの大学で「心・技・体」をしっかりと鍛えて、これからの道を選択していきたいと思います。
ゴルフは老若男女誰でも一緒にラウンドが出来る素晴らしいスポーツです。この素晴らしいスポーツを他の色々な人たちに認知・体験して頂けるように私たちゴルファーは伝えていくことが大切だと思います。そして、私はそうやって伝えていくことで私のゴルフの原点と同じ思いを持った人が育つことを望みます。
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