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私が初めてゴルフクラブを握ったのは、三歳の時でした。
誕生日プレゼントにおもちゃのゴルフクラブをもらいました。それからというもの、毎日のようにそのおもちゃのクラブで遊んでいました。
初めて練習場に行った時、なんて広い所なんだろ、ボールがいっぱいある。
打ち始めたら止めることなく、何時間も打っていて親に「帰るよ。」と言われても、駄々をこね、ひたすら打っていました。
五才のとき新潟県で行なわれる子供ゴルフ大会に初めて参加しました。中学三年の新潟でのジュニア大会では、石川遼君に競り勝ち67というスコアで優勝しました。
高校生になる私は、ゴルフの強豪校で茨城県にある水城高校へ入学し、ゴルフ部に入部しました。水城高校の練習は、朝七時からの早朝練習、学校が終わってからの通常練習、そして夜間練習と一日三回の練習がありました。その中でも特徴的なのは、放課後の通常練習での土から打つという練習方法です。マットなどとは違い、滑ることがなく、その結果きれいなインパクト、ベアグランドへ行った場合での対応ができるようになりました。
一年の夏には猛練習の結果団体戦のメンバーに選ばれ「全国高等学校ゴルフ選手権」団体戦で優勝することができました。団体戦というチームプレーは、緊張の連続でしたが優勝の瞬間、今までにない充実感と感激を監督そして先輩と分かち合うことができました。
二年生の時には、「日本ジュニアゴルフ選手権」での初日64を出し、霞ヶ関カンツリークラブのコースレコードを出すという経験をすることもできました。高校選抜チームの一員としてハワイジャパンジュニアカップ、日韓対抗戦にも出場しました。
水城高校での三年間がもうすぐ終わろうとしています。大会で色々な経験、そして、ゴルフ部での一日三回の猛練習、クラスメイトとの過ごした日々、何もかもが私にとっての大きな財産です。監督の石井先生には、ゴルフのこと以外でもことあるごとに相談に乗ってもらいました。この三年間を振り返ると、色々な方々にお世話になり、支えて頂きました。感謝の気持ちでいっぱいです。
来春からは、東北福祉大学に進学することになりました。大学ではさらに大きな飛躍ができるようゴルフそして人間性、両面で最大限の努力をしていきたいと思います。
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