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「できる、できないじゃない。やるか、やらないかだ。」この言葉は、私のゴルフ人生において一番大事にしている言葉です。
私は、ゴルフを始めて九年目になります。両親の練習に一緒について行ったのがきっかけです。その頃は他にも色々な習い事をしていたのですが、緑の芝生におおわれた広大な自然の中でゴルフをしていくにつれて、他のスポーツにはない楽しさを知り、いつの間にかゴルフ一筋でやっていくことに決めました。ゴルフを始めた小学四年時から中学三年時までは、がむしゃらに球を打っていたのを覚えています。私が練習をさせて頂いたゴルフ練習場は、芝の上からのショットやアプローチなど本当に恵まれた環境の中でクラブの仲間たちと切磋琢磨して練習に励みました。
高校は、樟南高校に入学し、中学時代とは違って親元を離れて寮生活となり、少し不安もありましたが、時間がたつに連れて徐々に慣れた生活をおくれました。高校では、ただ球を打つだけではなく、基礎的トレーニングやストレッチといった体幹作りも重要だということや、目上の方に対する礼儀などの上下関係のマナーを学び、本当に充実した高校三年間でした。
二年時に、ハワイで行われた日米対抗戦の日本代表に選ばれ海外の選手とプレーできる機会を体験させて頂きましたが、初日のフォーボールが終了した直後に体調を崩してしまい、二日目のフォーサムに出場することができなくなりました。二日目にペアを組む予定だった選手・指導者の方々に大変なご迷惑をかけてしまい とても申し訳ないことをしてしまいました。改めて体調管理の重要さを学んだ試合でした。そして三年時では、六月に行われた「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」日本代表メンバーに選ばれ、チーム一眼となって力を合わせた結果、団体戦優勝をすることができ、非常に嬉しかったと同時に、とても大きな自信がつきました。しかし、その数日後に行われたプロツアーの推薦枠を頂き、出場しましたが、私とプロとのレベルの差を肌で感じ、自分のゴルフはまだまだだと痛感した試合でした。
その後は、今まで以上に必死になって練習しました。その結果、中学三年生から勝ち続けていた「九州ジュニアゴルフ選手権」で優勝を果たし、四連覇という成績を残すことができました。この試合は私の中で一段と思い入れが強い試合の一つでした。なぜなら、二年前のこの大会で、尊敬する先輩との優勝争いの末、自身初となる連覇を達成することができ、これからも勝ち続けていきたいと思ったからです。
卒業後は、進学をせずプロゴルファーの道に歩んでいきたいと思います。今まで当たり前のようにゴルフをしてきましたが、ゴルフが当たり前にできるのも両親を始め、色々な方々に支えられているからこそ今の自分があるのだと思います。こういう感謝の気持ちを忘れず、技術だけでなく人間性豊かなプロフェッショナルゴルファーを目指し、どんな事にも挑戦し続けて、これまで以上に精一杯夢に向かって頑張っていきたいと思います。 |
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