私がゴルフと出会ったのは五歳の時です。それから十三年たった今、私にとってゴルフ
はとても特別なものになっています。
私がゴルフを始めたきっかけは、父親の影響です。小さい頃よく練習場へ連れて行ってもらい、父親の打っている姿を見て僕もやりたいと思ったからです。
最初の頃は今とは違い真剣というよりは、楽しい遊びのゴルフで、プロを目指すという目標もまだありませんでした。しかし、その中で通っていた練習場の社長さんに、スイングの基礎を教えてもらい、ショートコースに行った時はとても楽しく、ますますゴルフが好きになりました。
私が本格的にプロを目指すきっかけとなったのは、小学五年生の時に出場した大会です。その大会で、私はベストスコアで回り、アテストが終わって順位を見てみると、初めて入賞出来そうな位置に私の名前がありました。
しかし、全員上がり終わってみると、結果は四位でした。私は悔しくて、寝るまでの間ずっと泣いていたのを、今でも覚えています。私のゴルフに対しての意識が変わったのはそこからで、プロになりたい。という意識が出始め、毎日練習をする様になり、小学六年の時に出場した大会の予選で、一位になることが出来、とても嬉しかったです。
中学校に入り、私はより真剣に取り組むようになりましたが、この中学三年間は、とても苦しいものでした。一・二年生の時は、結果をあまり残すことが出来ず、予選では何度か入賞していましたが、全国大会での順位は下の方で、いつも悔しい思いばかりしていました。しかし、三年の夏に私は、これまで結果を残せなかった全国大会で結果を残せる様になり、日本ジュニアで十位に入り、またJJGAの決勝大会では優勝する事ができ、初めて日本代表として大会に出場しました。
私は、小学五年の自分から今を思うと、上達したんだなぁと、実感する事が出来ました。
高校に入り私は、ゴルフに取り組む姿勢が一段と真剣になり、自分の中で本気でプロを目指して行くという気持ちが、さらに強くなり、今まで取り組んできた練習の成果が少しずつ出始め、二年の時には日本代表でハワイに行ったり、三月の地震で中止になってしまいましたが日韓戦の日本代表にも選ばれる事が出来ました。又、日本ジュニアでは、二年・三年と二年連続で三位入賞する事ができ、さらに、その成績の結果で大学も決まり、私は高校三年間でレベルアップする事が出来たと実感しました。
ゴルフと出会ってからの十三年間を振り返ってみると、沢山の人と出会い、沢山の人に支えられてきた事に感謝し、又人との接し方、何事にも強い気持ちを持つ、という様な色々な事をゴルフを通して学ぶ事ができ、私にとってゴルフは、なくてはならないものになりました。これからもゴルフをしていく中で、さらなるレベルアップの為の練習を妥協する事なく続けていき、プロになり活躍したいと思います。
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