中島徹(早稲田大1年)は、6バーディー、3ボギーの出入りの激しいゴルフながら3アンダーパーにまとめ、2位で第1ラウンドを終えた。今年が初出場となる中島は本年の4カ国チーム選手権とネイバーズトロフィー日本・台湾・韓国チーム選手権の日本代表となるなど将来を嘱望された逸材。日本学生初出場初優勝を目指しているかと水を向けられても「第一目標は4日間プレーすることです。そして、この日本学生で自分が学生ゴルフ界でどの位置にいるのかを肌で感じ取って、これからの目標を設定する場としたいと思います」と、落ち着いた答えを返した。しかし、この日のラウンドを振り返ると1番(パー5)でバーディーを獲ったものの、後半は12番(パー3)バーディー、13番(パー4)ボギー、14番(パー4)バーディーと、決して落ち着いてはいられないゴルフ。それでも中島は「確かに出入りの激しいゴルフでしたが納得のラウンドです。今日は気温も高く、体力的にきつくて、途中で集中力を切らしてしまいました」と涼しい顔。明日は、雨の予報で気温も下がることも想定されるだけに、甲斐をヒヤッとさせるスコアをだすことも期待される。
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