日本女子学生ゴルフ選手権競技は、香山麻央(立命館大2年)が初優勝のプレッシャーからか前半5オーバーパーの41とスコアメイクに苦しんだ。この日、香山に運があったのは30度を越す猛暑となったこと。うだるような暑さの影響からか他の選手もスコアを伸ばせず、香山は首位をキープした。香山は後半に入るといくらか調子を取り戻し、16番までに2バーディー(トータル2オーバーパー)を奪い優勝確実かと思われた。しかし、前日4位タイからスタートした本多弥麗(中京学院大1年)が17番までこの日1アンダーパー(トータル5オーバーパー)と健闘すると、香山が17番(パー4)でダブルボギーを叩き一気に本多との差が1打になった。香山の前組でプレーする本多は、18番(パー5)で香山にプレッシャーをかけたかったが、自身がダブルボギーを叩き万事休す。香山も18番をダブルボギーとしたが、1打差で立命館大学としては初の日本女子学生優勝者となった
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