米ツアーの体験が生きた。小俣は一時5アンダーパーと断然トップ、最終ホールの9番でダブルボギーとしながら単独のトップに立った。一昨年、米ツアーのQT(予選会)を通り昨年はフルシーズン、アメリカを転戦。しかし、予選通過は3回とふるわず。「落ち込んだ」という。が、日本に復帰した今季、10戦して予選落ちはわずか1回、自信を回復していた。
得意のパットが入った。15番7メートル、17番10メートル、3番では7メートル、グリーン奥からの早いバーディーパットが入った。「最近、ショットがよくチャンスのパットが入らなかったので気持ちを強く持ち怖がらずに行こうと決めてやった。ティーショットも同じ気持ちになれた。最後のダブルボギーは痛かったが、自信になった」
4日間トーナメントが殆どの米ツアー。「もっともっとタフなコースは何回も経験した。初めての日本オープンをたのしみたい」晴れ晴れ。
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