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Championship Reports
競技報告
【宮里藍の日本女子オープンは自身ワーストスコアを叩き、予選落ちに終わる】
第2日 競技報告:武藤一彦 写真:Gery Kobayashi
宮里藍の疲労はピークに達していた。ショットは曲がり、アプローチは寄らず、パットは入らなかった。ついにバーディーなし、9ボギー、81。プロツアーに出場した中学3年のワールドレディースでたたいたこれまでのワーストスコア80を更新してしまった。
「ワーストですねえ」ホールアウト後は悪びれなかった。「カットラインは気にしませんでした。結果はしようがない、ショットの悪さを気持ちでカバーできなかった」
ホールアウト後は苦笑い。シーズン最後まで16連戦の8試合目。賞金ランキング2位。今大会にかける気持ちは強かった。勝てばランクトップの不動を追い詰められる。しかし、気持ちははやっても体はいうことをきかない

「下半身が使えてない。動きが止まっているんだ」父でコーチの優さんは娘の不調を補おうとスタート前、叱咤した。練習場、宮里もがんばったが、コースではドライバーが左右に散って万事休した。
7月の全英女子オープン以来の予選落ち。国内では昨年11月のプロデビュー戦、伊藤園レディス以来、22試合ぶりだ。「しようがないです。ま、がんばった、うん、がんばった」プロとしてツアーを乗り切るコンデショニングに気は使いたい。しかし、休むことによってトーナメントに影響がでることは明白だ。人気者ゆえの悩みは解決しないままわずかな休日に藍ちゃんの足取りはかろやかだった。


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